ビギナーの風水学講座:目次 よくある質問TOP


移転の方位に関する質問


◆移転の距離ですが、数百メートルでも影響は出るとサイトにはありますが、すぐ隣の物件に引っ越す場合も影響はあるのでしょうか。

影響があるかないか、という意味では、確実にあります。ただし、近距離だと方位の影響よりも家相の影響のほうが強くなります。どちらにしても、近くても影響はありますので、凶方だけは避けられたほうが良いでしょう。
極端な近距離という例では、同じ家の中で、方位を見て眠る頭の向きを変える、という方法があります。これは少しマニアック過ぎますし、方位よりも部屋の構造と使い勝手のほうが問題なので、あまり実用的とは言えませんが。
同じマンション内で部屋を変わる場合でも、鑑定してみるとかなり影響が大きい場合がありますので、隣の家といえどあなどらないで下さい。

このページの先頭へ


近距離の移転でも方位を見なくてはなりませんか?400Mぐらいしか離れていません。

移転の方位は、近くても必ず影響があります。たとえ旅行の方位は気にしない人でも、移転の方位は見るようにお勧めします。400M離れていれば十分です。
いろいろ都合はあると思いますが、完全に吉方にならなくても年盤と月盤で五黄殺、暗剣殺、破ぐらいは避けられた方が良いでしょう。日盤はたとえ悪くても、細かい行き違いが出る程度で、運気に影響する心配はないので、気にする必要はありません。ただし、小さい子供さんやご病人のいらっしゃるご家庭は万全を期したほうが良いので、家族構成と現在のご事情を付記して、詳細な鑑定をご依頼になったほうが良いでしょう。

このページの先頭へ


◆移転の場合、200Mでも充分方位の影響を受けるとありましたが、移転の距離が大きければ、更に影響も大きいと言う事になるのでしょうか?例えば、遠距離の凶方への移転は、近距離の吉方への移転では打ち消せないということになりますか?

単純に、距離が何倍になれば方位の影響も何倍になる、ということはありません。一番方位の影響が大きく出やすい距離というのがあります。それは関東ならば関東地方の中で別の県に越すような場合です。
それ以上の距離…九州から北海道へ、というような場合は、図法の関係で方位そのものが曖昧であるということと、方位よりも土地柄の違いなどが影響するので、個人の体質や運勢の問題になります。

>遠距離の凶方への移転は、近距離の吉方への移転では打ち消せないか
もともと、いったんある方位を使ったら、それを消すということはできません。凶方へ行った後吉方に行ったら、悪いことも良いことも両方あるわけです。ですから、沢山活動し、沢山動く人は、それだけ毀誉褒貶も多いわけです。
逆に、動きすぎると方位の影響は出なくなりますので、このページの他の質問をご参照下さい。
それと、移転の場合、方位の影響と共に家相の影響が強いので、方位だけ見ても家相を考えなかったら片手落ちになってしまいます。

このページの先頭へ


◆主人が小さいながら会社を経営しています。会社を移転する場合、今の会社からの方角をみるのか、自宅からの方角をみるのか、どっちなのでしょう?

個人的な色彩の強い企業の場合は、自宅から見ます。自宅を移転する場合、自宅から新居の方位、会社を移転する場合でも、自宅から新会社の方位、という風に、あくまでも生活している場所を中心にして見ます。

このページの先頭へ

◆本命殺に引越してしまいました。本によると、○年以内に必ず死ぬとあったので心配です。

大袈裟です。私のホームページでも通信講座でも、どこにも「凶方に行ったら死ぬ」とは書いていません。どんなに凶方が重なっても、「健康を害する」可能性は示唆していても、「死ぬ」とは書いたことはありません。寿命は持って生まれた先天運やその人の行い、徳積みの結果で決まるもので、方位で決まるわけではありません。
しかし、持って生まれたものが、方位や家相に現れているという見方はできます。運命の一番根本的な部分は、その人の徳性によって決まります。方位は、その人が自分の良い部分を生かせるような行動を起こすきっかけ、と言ったほうが相応しいでしょう。

このページの先頭へ


◆20代ですが、家の事情で今まで引越しが20回以上になります。海外にも何ヶ月か行っていたことが二度ほどあります。何年間か一箇所に落ち着いて生活したことがありません。現在も二箇所の家を行ったり来たりしています。離婚に伴ってまた移転しなければなりません。体力がないので方位のことがとても不安ですが、どこから方位を見ればいいのでしょうか?

移転が多すぎて太極が薄くなり、健康や運勢に影響してきた典型的な例ですね。いちおう両方の場所から凶方にならないように鑑定してみますが、こういう場合は吉方の効果はなかなか出難く、一方、凶方の影響はすぐに出てしまうものです。方位も大切ですが、特に家相に注意して移転先を選んで下さい。
また移動だけでなく、自分の一生の運気の流れも見極めることが大切なので、より総合的な判断をしたほうがよいでしょう。

このページの先頭へ


◆結婚(相手はいません)を早くしたいので、その希望がかなう方位や時期に引越ししたいと思います。また、物件を決める際に私の希望(結婚・良縁との出会い)がかなう為のポイントなども教えて下さい。

結婚の縁の出来やすい方位というものはありますが、それ以前に、その方自身の運勢全体の方が問題です。運勢で大切なのは、特定の願いを無理に叶えることよりも、まず災難がないようにすること、その上で、自分自身のレベルアップを図ることです。
特に、良縁を望むのならば、自分が相手を幸せにできるような人になることの方が大切ですし、また早道です。どう転んでも、その人自身に見合った縁しか出て来ませんし、結婚してから不幸になるケースも少なくありません。
現代では、あまり結婚にこだわらず、自分らしく生きている人のほうが、かえって良縁が出やすいものです。結婚をゴールと考えずに、良い趣味を持ち、包容力のある豊かな人になれるように努力なさっていれば、自然と良縁が出て来るのではないでしょうか。もちろん、良縁=結婚ではありませんが。方位は、「結婚できる方位」という即物的な目的に使うことを考えるよりも、引く手数多になれるような豊かな自分を創っていく目的でお考えになるほうが、賢明ではないでしょうか。

このページの先頭へ


◆現在、長期入院していますが、今月で退院が決まりました。一人暮らしは難しい為、とうぶん実家に帰って生活することになりました。病院から実家への移転の方位が心配です。

病気で神経質になっておられると思いますが、入院を普通の移転と全く同じに考えてしまうのは早計です。そこで寝泊りしているからといって、生活の根城が完全に病院に移ってしまうわけではありません。
病気の症状、使う方位によって、はっきり影響が出やすい場合と、そうでもない場合がありますし、入院の期間、年齢によっても対処法は異なります。むしろ退院の方位よりも、入院の時の方位に遡って考えることが大切です。
とりあえず、短期的には最大凶方を避けて実家に戻られ、その後、長期的な方策を検討されては如何でしょうか。

このページの先頭へ


◆何年も前の引越しや旅行の方位は、まだ影響があるのですか?10年以上前になりますが、海外旅行によく行っていました。
短くて一週間ぐらい、長いと1ヶ月から半年ぐらい滞在した事もありました。その移動もまだ関わってくるのでしょうか?


その場合は、普通の移転や旅行の場合とは、かなり異なります。何週間、何ヶ月の単位で海外をあちこち行き来しておられた期間は、個々の旅行の方位の吉凶よりも、その時期の運勢のほうが顕著に現れます。問題なのは、あちこち行き来することによって太極が不安定になり、次第に運気が衰える場合が多いことです。今後のことは、運勢的なことも含めて長期的な視野で考えるべきでしょう。

また、仕事で今月はアメリカ、来月はヨーロッパ、その次は南半球…といろんな国を何週間、何ヶ月単位で移動する方をしばしば見かけますが、彼等にはその場その場の方位の影響はほとんど出ていません。もっと大きな流れで運勢が決まります。その原因の一つとしては、そういう仕事に就く方は、もともと強い運気を持っていたり、自分の一生の中でも、活動力の高い期間に当たっている場合が多いことが挙げられます。

もう一つは、方位の吉凶は、その時の運勢が方位という現象になって現れるだけで、しばしば、運気の良い時には吉方に行き易く、運気の悪い時には凶方を使わざるを得ない、という現象があります。方位は根本原因ではないので、方位によって運勢が決まるわけではありません。
過去の方位を気にして後ろ向きになるよりも、今後、自分の特質を知り、自分自身の底上げをはかり、社会的な役割を意識していくなど、自分自身を高める方向で、上手な方位の使い方をしていくことが大切ではないでしょうか。

このページの先頭へ


◆関東と北海道で2週間づつ交互に暮らす、という生活をして約3年になります。夫の単身赴任と私の仕事の都合なのですが、落ち着ける住まいが欲しいです。これからいつ、どの様に住まいを決めたら良いのでしょうか。

現状で関東のお住まいと北海道のお住まいのどちらに比重がかかっているか、また今後、どの地域で生活される可能性が高いかなど、諸条件によって鑑定します。具体的には、主となるほうを吉に、従となるほうは吉でなくとも凶にならないようにします。

大切なことは、ただでさえ落ち着かない生活ですから、せめてどちらか片方だけでも、ゆっくり落ち着いて暮らせるような生活環境を整えることです。どうせ行ったり来たりだから…と、どちらも腰掛け的な形にされていますと、腰掛けがずっと続くことになりがちです。
フィフティフィフティではなく、どちらかが「戻るべき場所」という意識で、生活の「中心」を作っていくことですね。過ごす時間が半々で分からない場合でも、自分達で決めてしまうことです。

このページの先頭へ


◆昨年、自宅の建替えの為、先生の九星と干支を見て引っ越しました。ところが、新築後、帰る時期がわかりません。

引越し前にご相談になるべきでした。と言うのは、その時に仮住まいに吉方で引越しできても、建替え完了後に戻る方位が、いつまで経っても吉方にならない場合があるからです。
反対に、仮移転はそれほどの吉方でなくても、建替えた家に戻るのはグッドタイミングで大吉にできる場合があります。どちらかというと、後のケースのほうが望ましいと思います。
また短い期間の引越しですから、使う方位によっても、早く影響が出たり、遅く出る場合もあります。この辺は、暦を見れば先の予定まで鑑定できるのですから、早目にご相談になって計画を建てるべきです。特にご家族で移転される場合は、初心者には判断できないと思います。今回は、なるべく凶方にならないように考えてみましょう。

このページの先頭へ

◆方位地図ライブラリの地図が二本線で区切られているので、よく分かりません。線が一本のほうが分かりやすいのですが。

確かに線が一本のほうが、一見、初心者には分かりやすいとは思います。しかし、分かりやすいのが正確とは限りません。分かりやすいほうを安易に信じて、方位の境界線ギリギリの場所に引越ししてしまったりする方が、後を絶ちません。
わざわざ吉方位を選んで引越ししようと言うのに、方位の効果の曖昧な、ギリギリの場所を選ぶ必要があるでしょうか?
その為に、方位の曖昧な範囲をきちんと設定して、二本線を引いています。そのほうが正確だからです。幾ら分かりやすくても、無理にきっちり線引きをしてしまったものはかえって不正確です。曖昧なものは曖昧だ、というほうが正確だと思います。

このページの先頭へ

◆このサイトの解説では、方位の吉凶を見るのは「物件の情報を入手した時期が大切」とあります。ずるい方法ですが、不動産から物件を紹介された時の方角が悪いので、良い月に再度案内してもらった場合、どちらを物件がでてきた時期とするべきでしょうか。
また、何年か前に案内された物件をもう一度検討する場合や、いつ出会ったかを忘れてしまったような場合には、どうするべきでしょうか。

物件に出会ったというのは、通常は現地に出向いて実際に物件を見た時期で判断します。しかし、もしその前に凶方位の時期に情報だけを得ていた場合は、やはり何かしらケチがついているということになります。
ですから、仰るようなずるい方法を取ったり、ごまかしをせずに、良い方位で探して良い方位で移転できるように、できるだけ事をスッキリさせることが大切です。

わざわざケチのつくような方法を取ったり、ごまかしをすると、やはりその家は、一見良いように見えても、ケチがついたりごまかしがあることになります。ひいてはそこに住む人の運命も、ケチがついたりごまかしが出てきてしまうのではないでしょうか。
方位のことを知る前からその物件を知っていた、というケースもあるかもしれませんが、やはりはっきりと凶方位の時期でその物件を知ったのならば、避けたほうが無難です。

賢い方は「この方法が良い」となれば、スッキリとその方法だけを取って、余計なことは考えません。何に関しても、細かいところまでよく考えて検討するのは良いことだとは思いますが、ことの大小、重要度をきちんと切り分けられないと、無駄に複雑になるばかりで、肝心なことを見失ってしまいます。
ことさら問題を複雑にしてしまうよりも、ことの重要性を見究め、できるだけ余計な雑音を持ち込まない方向で努力するのが、真の賢明さではないでしょうか。

また、前に見たことのある物件で、時期を忘れているのなら、判断しようがありません。分かる範囲の情報で判断するしかありません。前に見た時と今では、自分の運勢も違いますし、物件や周りの環境も微妙に変わっている筈です。

ただ、ここまで申し上げても、また再度、「ケチがついている、ということだそうですが、結局は良いのでしょうか?悪いのでしょうか?」というご質問をされる方があるのですが……あちこちで申し上げていますが、物事は全て白か黒かに完全に切り分けられるものではありません。全てグレーです。そのグレーをなるべく白の方向に持っていこうとすることが大切なので、ケチがついているということは、あまり良くない、ということです。あまり良くない、はひどく悪くはない、ということですが、良いでも悪いでもありません。後はご自分で決めて下さい。

このページの先頭へ

◆その方位が吉方の月に物件を探したほうが良く、凶方位の時には一切タッチしないほうが良いということですが、どこからその方位にタッチしたということになるのでしょうか?例えばネットで物件を探しても、やはりタッチしたことになるのでしょうか?不動産家のチラシを見ただけでも探したことになりますか?

上の質問と似ていますが、繰り返し来る質問ですので、ここで取り上げることにしました。
インターネットで探してもその情報が出会いになるわけですから、やはりタッチしたことになります。第一、あなたご自身が「この物件をネットで見つけた時期は凶方位だったが…」と言う意識を持っておられるのでしたら、もうその物件は良くないものでしょう。何故なら、こういう具合に気にされる方は既に暗示効果が出ているからです。

あまり何度もこの質問が来るので申し上げてしまいますが、こういうことを心配される方は、えてして物件探しの下手な方が多いような気がします。何かにつけて物事を無駄に複雑にしてしまう傾向があるので、大切な情報だけをピックアップすることが出来ず、入念に検討するというよりも堂々巡りになってしまう場合が多いような気がします。

ネットで物件を探すのは能動的な行為ですし、方位が分かっているのですから、最初から最寄駅や範囲を決めてその中でだけ探せばいいことです。何も凶方位の物件をシゲシゲと見て検討する必要は無いのではないでしょうか。ネットでも凶方でタッチすれば自分の判断が狂います。最初から自分で凶方位に引きずられてしまう必要はありません。

運勢の良い方はこのあたりの割りきりがスッキリしていて、余計なものを引きずらずに、良い時期に探して良い時期に引越す、とはっきりしています。これは運勢というよりも、ある意味で覚悟というか、信念のようなものだと思います。
凶方位で探した物件というのは、一見良さそうに見えても、どこかに隠れた欠陥があります。方位は悪いけど物件の家相だけは良い、ということはめったにありません。そういうリスクを犯したくないからこそ、探す前から方位を見ているのです。

もし、どこから見ても良い物件があるのに、方位だけが心配、という場合は、いったんその物件のことは忘れて、方位が良くなった時にまたその物件に縁があれば再検討すれば良いのではないでしょうか。とにかく、物件探しや新築はとても大変ですので、自分でああでもない、こうでもない、と一人で堂々巡りをしていても仕方がありません。小を捨てて大を取る為に、きちんと風水を学び直されては如何でしょうか。

このページの先頭へ

◆吉方位は分かったのですが、その方角がもともと物件の少ない地域に当たります。探してもあまり物件がありません。何か方法はありますか?

これもよく頂くご質問ですが、物件がなければ、吉方位に引越すことが難しい、ということになります。当たり前といえば当たり前ですが…。しかし、運命学的な立場で言えば、そういうタイミングに当たるというのも、その方の運勢の一部、という面もありますので、頑張って数少ない物件の中から探すか、あまり吉方位でない方位で我慢するか、どちらかを選ぶ、ということになるでしょう。方法を教えて下さい、と言われても物件が増えるわけではありませんので。
もし、吉方位が完全に山か海になってしまうようでしたら、その方位は諦めて、次善の策を取るしかないでしょう。できれば、住まいを決める場合に、将来のことまで考えて選んだほうが良いと思います。半島の突端などで、方位のほとんどが海に囲まれて、一方向にしか動けないような場所ですと、家族が増えた場合など、移転しようにも動きが取れなくなってしまう場合も多いので。

ただ、割りに多い例なのですが、まだ引っ越す時期が来ていないのに、物件が少ししか見つからない、と心配される方があります。沢山物件を探してその中から選べば良い、というお気持ちはよく分かるのですが、実際に鑑定をしておりますと、意外に沢山探せば良い物件が出てくる、というものではないように思います。
家というのは、その人の人間的な総合力とイコールの面が強いので、沢山探しても似たようなレベルの物件ばかりで、あんまり意味がなかった、という例もままあります。たぶん、価格の問題もさることながら、物件を見る力が出来ていないせいもあると思いますが。
物件というのは、自分に相応しい物件がたった一件出てくれば良いので、よりどり見どり数が多ければより良い物件が手に入る、というものではありません。その前の段階で、沢山物件を見ることで勉強になるということはあると思いますが、焦って自分の住む物件だけを探していると、意外に勉強にはなっていないように思います。引越し経験が少なく、あまり物件を見たり勉強したことのない方は、まず沢山物件を見ることから始まります。
ですから、まず数多くの物件を見て力をつけた上で、いざ引越しという場合には、その方位が海とか山とか、よほど住むに相応しくない環境でない限り、数の心配をせずにいろんな方法を使って探してみることが大切ではないでしょうか。

このページの先頭へ

タオの風水学教室TOPサイトマップ  関連項目:風水学の基礎知識方位地図ライブラリ
現在このサイト内にいる人は 人です♪
Copyright (C) TAO AllRightsReserved.
http://www.kumokiri.net/ コピー・転載禁止