ビギナーの風水学講座:目次 よくある質問TOP


旅行と祐気取りに関する質問


◆旅行する際、出発日に良い日を割り出す方法などはこのサイト内には載っていますか?難しいものなのでしょうか?

簡単と言えば簡単ですが、難しいと言えばどこまでも難しいことです(笑)。このサイト内には超簡単な見方は載せていますが、あくまでも「方位の見方のご紹介」であり、それで万事解決と言うわけではありません。
手順だけを知りたい場合は、市販の本でも丹念に読めば分かると思いますが、「良い」の意味にもよります。単に何となく、この日よりはあの日が良い、ということで安心したいだけなら簡単なのでしょうが、実際にそれで良い結果が出るかどうかは別問題です。

このサイトにあまり具体的に載せていない理由は、世間にはそういう断片的な知識だけを寄せ集めていった結果、方位ノイローゼになってしまう人が少なくないからです。
最初は「旅行に行くのに良い日を見たい」だったものが、すぐに「親が急病だが、方位が悪いから行かないほうが良いか?」「社員旅行が凶方だが行かない方が良いか?」「子供の学校が凶方になる日は、行かせると悪いことがあるのか?」「出張が凶方の時は断ったほうが良いか?」「祐気取りは毎月、毎日しなければならないか?」となります。

これは、人を助ける気学ではなく、人を貶める気学です。なので、きちんと系統的に運命学と東洋学の原理を学びながら、方位の性質や影響を理解し、方位の吉凶に振り回されるのではなく、自分の中に飲み込んでしまうようなスタンスで講義を行っているのが、このサイトの通信講座です。

サイト上では、系統的な勉強ではなく、美味しそうな部分だけ拾い読みをする人が後を絶ちません。みんなえてして、「自分にあう」と思ったところしか読まないので、全体を読めば深いところまで分かるのに、浅い知識だけを拾っていく人もいるので、あまりそういう書き方をしないように心がけています。
今のところは、特に困ったことがないのでしたら、風水暦の点数表で十分と思いますので、分からなければ分からないままにしておき、肝心な場面ではご相談になっては如何でしょうか。

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◆お墓参りをする場合に、凶方になる場合はやはり避けるべきなのでしょうか。

たぶん、方位のことを知って日が浅いか、それともガチガチな気学を学ばれたのでしょうか。お墓参りは「移動」という点だけ見れば物見遊山の旅行と同じかもしれませんが、違う部分があります。ご先祖の供養は義務であり、根本的なことです。
他の質問でも触れていますが、親が急病や危篤になった時に、「方位が悪いから行かない」というのは、果たして正しいことでしょうか?運命学は人を高めて向上させるのがその使命で、「無我、無私、無欲」が開運の最高の秘訣だと、作者は思っていますが、このように目先の利害に振り回されるのは、果たして賢いことでしょうか。
お墓参りの日取りに、選択肢が幾つもある場合はわざわざ凶方を選ぶ必要はありませんが、お墓参りは家族の集まる希少な機会ですし、素直な気持ちでお参りされては如何でしょうか。

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◆講演会に行こうと思っているのですが、点数表を見るとあまり方位がよくありません。この場合、とにかく、寄り道せず、講演会が終わったらすぐ帰宅するようにしたらいいのでしょうか?


宿泊しない場合はそこまで気にする必要はありませんが、基本的にはそういうことです。どの程度の凶方かにもよりますが、暗剣殺と破が重なるなど、極端な凶方でなければ、自分に必要な講演会ならしっかり行ってきて下さい。
凶方であれば、寄り道や食事はなるべくせず、余分なお土産などは持ち帰らないすれば良いでしょう。

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◆私は現在、仕事もうまくいかず結婚もできない状態で、なんとかしたいと思っていますが、今年はじめて気学を知り、去年9月北東への引越しと、アメリカ旅行という最悪な移動をしていることを知りました。
その後気学の鑑定をうけましたが、仕事をしながら海外などに祐気とりに行くというのが難しく、実行できずにいます。更に住んでいるアパートが雨漏りで引っ越さなければならなくなりました。一人暮らしにも疲れ、実家の近く(北東)に引っ越したいのですが、実家も地震の影響で八方ふさがりな感じです。仕事は新たに探さざるをえないですが、良い解決策はないでしょうか。


人には運気の良い時も悪い時もありますが、最も大切なのは、運の悪い時の過ごし方です。順調な時は放っておいても良いですが、うまくいかない時の行動で差がつきます。ただ山があれば谷も来るのは当然としても、その山も谷も余りに大きいと、自分からは全く見えません。長い谷間に入っている時は、自分の底力を蓄える時期だと思い、勉強や不断の努力を忘れないようにすれば、上り坂になった時の成果は大きなものになるでしょう。

しかし、メールを読んでいて少し気になるのは、余りにネガティブな文言が多いことです。
仕事がうまくいかないと言っても、仕事はいちおうあるわけですよね。会社が倒産したとかリストラされたとか、病気や怪我で働けないと言うわけではないようですし、売り上げが悪いとか職場の人間関係が折り合いが悪いということであれば、世間にはよくあることです。
家族と死別したり子供を養っているなどの事情があれば、仕事があるだけで有難い、と言われる方もあるわけです。

また、結婚もできない、というのは、結婚によっていろんなことが解決できる…という、逃げの材料として結婚を考えておられるように見受けられます。
もし結婚相手を探している異性があっても、そういう考え方をしているあなたは、あまり良い結婚候補とはなり得ないような気がします。どちらかと言うと、結婚は、仕事も私生活もすべて順調に行っている時にスムーズに行くもので、落ち込んでネガティブな気持ちになっている時には、良縁はなかなか出てきません。

うまくいかない原因を方位に求められるのは、原因が分かった感じで良いかもしれませんが、少し浅くはないでしょうか。もう少し、ないものにばかり目を向けず、自分の可能性を探られてはどうでしょう。
体も健康で働くことが出来、家族内に特に困った事情もない、それだけで大きな財産です。疲れたので実家に戻るのも良いですが、凶方で寂れた場所なのが気になるならば、吉方でもっと活気のある場所に出て行き、やる気を出す、という可能性も残されているわけで、あなたを束縛するものは、あなた自身しかない筈です。

また、「海外に祐気取りに行って北東の凶意を消そう」ということじたいが、過去の凶方にこだわったネガティブな考え方です。おまけに海外旅行は方位も効果も少々曖昧な面があるので、正しい見方をしておられたかどうかも疑問です。

もう少し物の考え方を変えてやる気を出すか、やる気が出ないならば、実家にしばらく甘えさせて貰い、その間休養を取ったり写経などをして、自分自身の流れが変わって来るのを待たれてはどうでしょう。

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◆私は方位に少し興味があり、旅行には(グァムーサイパン方面)一応方位を見ながら行っていました。しかし現地で体調を崩したり帰国後直ぐ熱が出たり、最悪は交通事故にも見舞われたりしました。
吉方の筈なのに、と不思議でならなかったのですが、最近ふと目にしたグアムガイドブックに”日本から東南に位置する”と書いてあるのを見ました。グァムがもし東南だったら、私の身に降りかかった不幸が納得できるのです。今年も水泳の試合でグアムに行くのですが、東南と南のどちらでみる方がいいのでしょうか?
ちなみに2008年も北・南は凶方だと思い、時間のかかる秋田ーソウルーグァム経由で行ってきました。この場合は秋田ーソウルの方位だけ見ていましたがこれも間違っていますか?


どういう見方をしても、グァム〜サイパンは南です。方位図法で見てもメルカトル図法で見ても、経度があまり日本と変わらないので、完全に南にしか見えません。おまけに東日本在住ということですし。その本の出版元にお聞きになるしか方法はないですね。

私には、おっしゃっている内容から判断しますと、なおさらのこと、南に思えます。旅行の方位の影響は、その場では出ません。現地で調子を崩すというのは、日盤の影響も考えられますが、むしろ他の原因でしょう。
南方位はもともと、自分の内在するものや過去に使った方位が表面化するという方位なので、吉方であっても使い方の難しい方位です。持病や隠れた問題を持つ人は、南方位の使い方には注意しなければなりません。

また、自宅からグァムの方位が悪いので、自宅→秋田→ソウル→グァムというルートで行き、秋田→ソウルの方位だけを見たということですが、これは完全に間違っています。方位というのは太極(自宅)を中心に見るので、どこ経由で行こうが、自宅からグァムの方位を見るのが正しいやり方です。
強いて言えば、自宅→秋田、自宅→ソウル、自宅→グァムの方位をそれぞれ見ます。そういう自己流でいろいろするよりも、素直に「今回は凶方だから短期間で帰国しよう」というほうが、まだスッキリしているのではないでしょうか。

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◆最近読んだ気学の本の中に、吉方ばかりとっていると、業があふれて運が開けなくなるとありました。また、五黄殺をわざと取ることにより12年後の運が開けるともありました。このような考えについてどう思われますか?

実際にどういう書き方をされていたのか、有名ですがナントカメイトの本で、あまり興味がないので買って読む気はないのですが、今のところこう考えます。

>吉方ばかりとっていると、業があふれて運が開けなくなる
ある意味では事実でしょう。これは、吉方そのものや、吉方を取ることじたいが悪いのではなく、「吉方だけ取りたい、凶方は嫌だ」という、狭く利己的な考え方そのものが良くないのではないでしょうか。他の質問にもある「凶方でお墓参りに行かないほうが良いか」などとも、共通点のある話です。そういう狭い考えの人は、もともと人間的に大したことがないので、開運すると言っても知れてるような気がします。
「業があふれて」というのは何とも嫌な表現で、ちょっと抽象的で意味不明なお説教みたいですが、いくら吉方ばかり取っても、当人の人間的な力量、運の総量みたいなものがあるので、それをアップしない限り、あくせくと吉方を取っても運が開けるわけがありません。
「もっと向上すべく努力家になるような方位」「自分らしさを十分に発揮できるような方位」というならば、話は分かりますが、現時点のお話はどうもそうではなさそうですし。

>五黄殺をわざと取ることにより12年後の運が開けるともありました
これって既に、さっきの「吉方ばかり取っていると」の「吉方ばかり」につながっていませんか?
最初から12年後に運が開けると分かっているのならば、凶方ではなく吉方だと思って取るわけですよね。
どっかに書いたと思いますが(どっか忘れた)五黄殺は勝手に「殺」がついてはいるものの、単に五黄土星という土性方位なので、自分の性を強め、一時的に勢いが良くなる場合があるのは事実です。長期的に見るとナンですが。でも今回はそういう話ではなく、吉方か凶方か?という話のようなので、問題はそこではないかと思います。
五黄殺で運が開ける場合があるとすれば、筆者の考え方によれば、「艱難汝を玉にす」とでも言うケースでしょうか。いろいろと苦労した結果、人格が磨かれ視野も開け、底力がついて素晴らしい人になれる…場合もあると思います。実際、筆者も方位は知りませんが、相当に苦労した結果、こういうお説教めいたことも言えるようになったわけです。まだまだこれからですが(笑)。
しかしこれは、誰にでもあてはまるわけでなく、苦労し過ぎて弱ったり捻じ曲がってしまい、駄目になる人も多いですよ。むしろ成功者が少ないから目立つのです。
苦労して立派になれるのは、素質のしっかり出来上がった人だけです。だから、子供の頃にあまり苦労させてはいけません。子供は可愛がってスクスク育てましょう。で、きちんと根っこと幹が出来上がったら、少々の雨風にも耐えて更に大きく伸びることができますが、フニャフニャしたものは雨風に負けてしまって、捻じ曲がります。
12年後に開運する為に、わざわざ意識して五黄殺を取るという話、脈絡が分からないので、そこだけ切り取って聞かれてもよく分かりません。しかし、「開運する為に凶方を取る」という話と、「あえて苦労をも辞さない」という話は、本質的に違うと思います。

質問者の意図も今ひとつよく分かりませんが、メイト気学の本なんか気にしているよりは、面白い小説や映画でも見たほうが有益だと、個人的には思います。「ディープ・インパクト」見ました?←急に(笑)
とりあえず、勝手な感想です。

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※前書いていたのにまた長々と書いてしまった。(笑)
前の回答↓少し答え方が違います〜


その本を全部読んでいないのではっきりとは言えませんが、今聞いた限りでは分かったような、分からないような説ですね。。。吉方を取るのに血道を上げるよりも、日々の努力、自分自身の向上が大切というならば分かります。また、人間の吉凶禍福の量はある程度決まっているので、いくら方位ばかり気にしても、結局は落ち着くところに落ち着くものです。昔、私の知り合いで、仏教の勉強会に来るのに、方位がよければ来る、凶方の時にはどんなに大事な勉強があっても欠席する、という人が居ましたが、結局は転勤で大凶方に行ってしまいました。
方位というものも、その人の器量に応じて知らないうちに凶方へ行ったり吉方に行ったりする面が強いのですが、これは全く方位のことを知らない人でもそうです。結局はその人の人格に応じてしか吉方は取れないのだと思います。ですから、方位が運命を作っているのではなくて、人格が運命を作り、運命の流れに沿って方位があるのですね。そこで、方位の性質が分かったら、人格を磨き、善業を増やし悪業を留める為に吉方を使うのが本当の祐気取りだ、と私は思っています。
その説では、五黄殺をわざと取るということは、早く悪い方のノルマをこなしてから後で開運しようという考え方なのでしょうか?それとも、若い時の苦労は買ってもしろということなのでしょうか?
どっちでもいいですが、五黄殺というのは、良くも悪くもその人の特性が強まる、それも悪い方に強まるという意味なので、一時的には調子よく感じることもあります。しかし、普通は悪業を積んでしまう方位ですよね。それが分かっているのに、わざわざ五黄殺を取るのは???です。その説を述べている当人がまず実践して、一生をかけて証明して頂かないと、信憑性がないです。私はとても他人には勧められません。
また、業があふれるというのは、業というものの認識が違うように思います。業というのは体と心の働きのことで、特にそれが習慣化したものを業と言います。上記のように、業には善業も悪業もあるので、善のほうが習慣化するように努力すれば、当然運は開けるでしょう。そういう勢いと方向性をつけるのが、吉方を使う効果だと思います。逆に、なんでもかんでも方位のせいにする人は、吉方に行っても漠然と自分の願いの叶うのを待ってることが多いので、それでは何にもなりませんね。

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◆空亡の月に祐気取りはダメなのでしょうか。それだけどうしても知りたいです。

とりあえず真面目にお答えしますと、人によって違います。空亡が強く影響する人は、やめておいたほうが無難です。空亡期に積極的行動に出ると、ロクなことはありませんので。
空亡があんまり影響しないタイプの人は…めったにないチャンス、というほどでしたら、気にせずに行かれてはどうでしょう。リスクを犯すほどの価値のあるチャンスかどうか、ですね。
空亡が影響するタイプかどうかは、自分の体験で判断して下さい。影響するタイプの人は、自分で分かる筈です。私ならやめときますが、実験して報告を期待したいです。

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◆凶方位への数日間の移動で、行かなければ他の人に迷惑をかけてしまうような場合でも、凶方位だからという理由で行くのをやめるべきなのでしょうか。
人徳が減ってしまうような気がするのですが……。

もうそこまで分かっておられれば、大丈夫だと思いますが(笑)。他の質問も参考にして下さい。

FAQ改定前の、周りくどい回答です。せっかく書いたのでそのままに…(笑)

確かにそうです。方位を見るのも、日常あまりに囚われていては社会人として失格です。しかし、これは凶方に行っても何事もないから大丈夫という保証ではありません。どの程度行くべき事情があるのか、またどの位の凶方なのかにもよりますが、現在の問題は、あなたは既に凶方であることを知っていて、それが心配で質問している訳ですよね。だから、わざと「大丈夫ではありませんよ」と申し上げています。
多くの人は、その辺りは自分で折り合いをつけ、日常は方位は気にしない、移転や大きな旅行の時にはしっかり方位を見る、という方法で、バランスを取っている方が多いわけです。
人間というのは、長い期間を通じて良いことも悪いこともあります。それに右往左往しない人間性が出来てくると、大きな幸福を受け止める器ができて来るのだと思いますが、その辺りの気構えがこれからの課題でしょう。人徳が減るというのも、現実に迷惑をかけるのは人徳の問題ではなく、現実的な損失ではないでしょうか。徳とはそういう目につくようなものではないので。
とりあえず、数日間の移動で一生が台無しになるようなことはありませんので、ご安心下さい。しかし、小さな損失やトラブルはあるかもしれませんので、一つの勉強だと思って落ち込まないような気構えをして下さいね。

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◆習い事にも方位を見なければならないのでしょうか?柔な精神を鍛えるべく合気道を始めます。タオ先生は、始める時期や道場の方位は関係なしとお考えですか。

う〜む…合気道ですか…年齢によってはかなりきついと思いますが…まあ頑張って下さい。しかし稽古の翌日、仕事にならないかもしれませんよ。(笑)最初のうちはきつさを誤魔化しながら続けるという感じですかね。
実は、武道というのは、精神修養の為に稽古している方は、意外なぐらい少ないように思います。長く続ける方は職人気質で技に対する興味で追求するタイプの人が多いような気がします。あと、マジで喧嘩に強くなりたい人とか…。

原則としてそんなに厳密に方位を気にする必要はありませんが、稽古は予想以上にきついと思いますので、後で「方位が悪かったから」と自分に言い訳しない為には、いちおう方位は見たほうがいいと思います。その程度のことですけどね。

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◆2004年の高島暦を見たのですが、今年の凶方位が寅、巳、亥、の3方位になっています。「申からの凶方位は、刑、破が巳の方位で害が亥の方位」と書いてあるので、北西亥の方位へ移転を考えていた私は、?どういうことだろう…と困っています。同じ北西や東南でも辰と巳、戌と亥では吉凶が反対になることがあるのでしょうか。またまとめてみると吉方位、ということなのでしょうか?別の本を巻き込んですいません。

高島暦といってもいろんなところから出ていますので、全部「高島暦」でひとくくりにしてしまうのもナンですが、いちおうそういう見方はあります。十二支による相性ですね。
しかしそれを言うならば三合も支合もありますし、干支の飛泊も毎年毎月あり、各方位にはもっともっといろんな吉神、凶神などもついているので、切りがありません。その暦は九星による方位の見方は書いてないのでしょうか。ちょっと奇を衒った見方のようで、他の暦と同じにしたくなので、違った書き方をしてあるのかもしれません。

>北西や東南でも辰と巳、戌と亥では吉凶が反対になることがあるのでしょうか。
そういうことではありません。「北西でも戌と亥、南東でも辰と巳では吉凶が反対に?」というのは、表現が不適切です。反対になるのではなく、「北西でも戌と亥のどちらかだけが凶方」(しかしもう片方もやや影響あり)ということです。
これはきちんと系統立てて勉強しないと、ここで全部は説明できませんので、とりあえず初心者は十二支はあまり気にする必要はないでしょう。

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◆旅行中の日程に五黄殺が入っている場合でも問題ないのでしょうか。祐気取りの旅行の日程で注意するのは、出発日と帰りの日が、五黄殺と暗剣殺にその方位が当たらないようにする。とあったのですが、出発日と帰りの日の方位が五黄殺と暗剣殺に当たらなければ、滞在中にその方位に五黄殺と暗剣殺が当たってしまっても問題はないのでしょうか??

問題ありません。あくまでも「移動」で見ますから。
また、帰りの日も見るのは私独特のやり方で、普通は出発日だけしか見ないことになっています。帰りの日の方位を見るのは、観察しているとけっこう現象があるからですが、あくまでもその場限りのことです。
基本的に日盤は月盤の効果を強めるか弱めるかという働きしかないので、日盤を重要視するという意味ではありません。祐気取り目的で旅行する場合は、9日間滞在するのが一番効果があります。九星が一巡するあいだ滞在するということですが、その間には当然五黄殺の日も暗剣殺の日も入ります。

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◆五黄土星中宮の年は、土をいじってはいけないと聞きました。お水取りは差し支えないがお土取りはいけないのでしょうか。またその場合、代わりに木の葉や枝を取って来るといいと聞きましたが本当ですか?

五黄の年はあまり土をいじらない方が良いというのは本当です。土性はもともと象意がきついのですが、五黄の年は更に激しく出ます。もともと、土地というのは因縁などいろんなものを内包していますので、普段でも慎重にした方が良いです。しかしこれは家の基礎工事などの話です。

お土取りやお水取りは、私はもともとあんまり推奨していませんが、木の葉や枝を持ち帰るというのは初耳です。樹木というのは生き物ですから傷つけてはいけません。特にそれが神社の境内のものである場合は、とんでもない行為です。不信心もいいところですね。
もともと日本では、神は高い木に宿るという自然信仰で、神社ができたのは比較的後世なのですが、そういう考え方では樹木=神です。神様の体を傷つけるなんて、崇りこそあれ、全く祐気にはなりません。もしもうそういうことをしてしまった場合は、すぐにお詫びに行って下さい。
吉方旅行に行って何か持ち帰りたかったら、その土地で採れた鉢植えなどを買って帰るのが良いでしょう。やたらに神社に行くのも考え物です。

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◆子供と一緒に祐気取りに行きたいので、開運方位を教えて下さい。

子供さんに関しては、移転の時には注意して方位を見ますが、私は祐気取りという考え方はしません。特に小さな子供さんの場合、太極が固まっていないので、できる限り不要不急の移動は避けたほうが賢明です。動けば吉事よりも変事が出ることが多いです。
できれば、移転も避けて欲しいので、実家に帰って出産するなどもあまり勧められません。出産の場合は赤ちゃんは生まれてしばらくは親と一体ですので、病院出産程度ならお母さんの方位だけを見れば良いのですが、長期長距離の移動は非常に不安が伴います。その子の生命力にもよるのですが、原則としてなるべく移動は避けて下さい。

家族旅行をしたいのならば、祐気取りではなくできるだけ凶意の少ない方法を探す、ということになります。

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◆日帰りで出来る祐気取りの方法を教えて下さい。

いわゆる「お水取り」などを前提にしていらっしゃるのだと思いますが、残念ながら私はお水取り、お土取りは認めていません。単に旅行に行きたいという目的ならば、わざわざ凶方に行く必要はないので、方位を見て行かれるのも良いでしょう。しかし気休めとしか言えません。

日盤や時盤の影響が全くないとは言いませんが、先にも述べたように、それはあくまでも、月盤に同調して強めるか弱めるか、という問題でしかありません。どうしても日盤にこだわる方は、気学ではなく奇門遁甲のほうが出るようです。(当サイトではサポートしていませんが)

年盤と月盤はつながりがあり、日盤と時盤がつながりがあります。ですので、年や月を気にするのと日時を気にするのは、少し目的と影響範囲の考え方が異なります。祐気取りはとにかくその地に長時間留まることです。一泊しないと、祐気取りにはなりません。

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◆病人がいるのでお水取りをしたいのですが、病人にとっての吉方で行くのでしょうか?行く人の方位は関係ないのでしょうか?本命星が違うのでなかなか吉方になりません。

病人が動けないのでお水取りしたい気持ちは分かるのですが、あまり期待しない方が良いです。努力の割に効果はありません。お水取りに行っても、行った人が行った方位の日盤の影響を受けるだけです。持って帰ったお水の効果などは、ごくごくわずかなものです。欲張って持って来ても無駄な努力で、これはもうさんざん実証済みです。

もう一つ留意していただきたいのは、昨今の気学実践者の状況は、目に余るものがあることです。神社などでは、お水取りの場所を用意しているところもありますが、祐気取り日にそういう場所へ行ってみて下さい。まさに欲の塊で、邪気に満ちている感じです。そんなところでお水を取って帰っても何の効果もありません。
そんなことに時間とお金を使うならば、家の中の掃除をして、お布団を干したり空気を入れ替えたり、きれいなお花を生けてあげたり、精のつくお料理を心をこめて作ってあげたりする方が、ずっと効果があります。

吉方、神社にこだわるならば、縁のある神社で病気平癒の昇殿祈祷をお願いするほうがまだ現実的です。モノを持ち帰ることにこだわらないで下さい。
もう少し状態が良いならば、吉方を見て、温泉にでも連れていって上げると良いでしょう。病人には温泉が一番です。

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◆新婚旅行でオーストラリアに行こうと決めていました。しかし、南は離婚の可能性が大だということで、非常に悩んでいます。再来月出発予定で、二人とも南が吉方位だと思っていたんですが。

ごく一般的というか、単純な吉凶表で見ていらっしゃったようですが、方位は吉か凶かという見方だけでなく、方位の性質というものがあります。南はもともと「明らかになる」「離合集散」という意味がありますので、これまで知らなかったお互いの欠点などが明らかになるということです。必ず離婚するという訳ではありません。

もともと、人間というのは欠点だらけの生き物です。その上に男女という性差には、底知れない溝があることを覚悟しなければなりません。
世間には、幸福な夫婦は予想以上に少ないものです。傍から幸福そうに見えるカップルでも、何かしらの火種は抱えています。幸福になる為に結婚したのに、と思っていると、そこから隙間風が入ってきますよ。これはどっちの方位に新婚旅行に行こうと同じことです。

結婚は「うまくいくかいかないか」ではなく、「うまくいかせる」意識でいることが大切です。結婚=ゴールインではなくスタートであり、お互いの欠点も、自分を移す鏡のようなものだと思って、しっかりと自分で生活を築く気持ちでいることが大切ではないでしょうか。

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◆方位の禁を犯したときに、方違神社(関西でしたら堺にあります)に行ってご祈祷してもらったらちゃらになるって本当ですか?私はそんな簡単なことでちゃらになるとは思えないのですが、おばさま達は本気でそう思って信仰しているようです。

当人がそう思っているのなら、別にそれで良いのではありませんか?方位にも、暗示効果の面がないとは言えませんので。でも、方違えなんてのは神社も商売がうまくなったものですね。(笑)でも、何でもご祈祷してもらえばいいと思って、大凶方に引越ししてもご祈祷で済むというところまで行ってしまったら問題です。

そういう思考形態になってしまったら、他の面でも決してレベルの高いことはできないでしょうし。あなたには、気休めの為にわざわざ堺のお寺まで出かけるよりも、本でも読んで教養をアップすることをお勧めします。もちろん、気学の本以外で。

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◆小児殺とはどんなものでしょうか。

小児殺とは何かというと、7歳以下の子供にだけある凶方位です。7歳という基準にきちんとした線引きがあるわけではなく、本によっても違います。一応、数え年なので、小学校に上がる時には小児殺は見る必要はありませんが、4歳以下の子供が保育園に入る場合は、避けるようにしています。
見方そのものは別に難しくはなく、一枚の表で済みますが、当サイトでは通信講座でのみ扱っています。というのは順序だてて一定の知識を身につけてからでないと、慣れない方はちゃんと暦を見ることが出来ない場合があるからです。
普段、九星別の吉凶表しか見ていない方は、十二支による表はなかなか正確に読めないようです。
大人ならば少々間違っても大きな影響はありませんが、小さな子供さんの場合は影響が出るといけませんので、慎重にしています。
万が一、移転や病気通院の場合は通信鑑定をご利用下さい。

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◆人間関係にストレスを感じており、人間関係運、恋愛運、の運気を上げたいと思ってます。仕事の関係で自由に長い休みを取ることが難しく、1〜2泊の旅行や日帰りの温泉などで運気を上げることは可能なのでしょうか?

1〜2泊の旅行ならば、じゅうぶんに祐気取りは可能です。日帰りではさほどの効果はありませんが、温泉ならば効果が大きいので、最低限でも4時間、現地に留まることができれば可能です。
ただ、人間関係運というものは特になく、方位の性質によって、人間関係がどういう現れ方をするか、といったところでしょう。取れる九星が限られているので、大まかな傾向は決まってきますが。
ともあれ、自分が心身ともに充実、リラックスして人と接することが出来るようになれば、自然とそういうストレスも軽減するでしょうから、特に人間関係運にこだわらず、吉方の中でも性質の穏やかな方位を取られると良いでしょう。

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