「仏教を学ぶ」について

このコーナーについて

当サイト「タオの風水学教室」に前あったコンテンツを、編成し直したものです。
サイト開設後しばらくは、コンテンツが無制限に増えすぎて、ジャンルが余りに多岐にわたったことと、他の事情もあって、風水学とは直接関係のないコンテンツは別サイトに移行する予定で、はずしていました。

しかし最近、考えがあって、あえてまた、このサイトで公開することにしました。
理由を簡単に申し上げておきますと、仏教専門のサイトと限定してしまうと、一般の人々の目に触れることが少なくなり、特定の層の目にしか留まらなくなるからです。
その代わりに、風水学サイトとしての検索順位は落ちますし、企業がらみの仕事でいろいろ問題が発生するのは分かっていて、運営的に難しい面はあるのですが、あえてこのサイト内に戻すことにしました。

仏教の基礎知識や写経のしかた、神霊的な話など、内容は様々ですが、ここ数年内にサイトに来られた方は、ご覧になったことのないコンテンツだと思いますので、お楽しみください。


なぜ、仏教を学ぶのか

現代は、生活は便利でモノがあふれています。でも、人と人との繋がりが希薄になり、心のよりどころを求めて新興宗教に足を踏み入れる人も、後を絶ちません。

また、世界を見ていますと、第二次大戦後、最も不安定になっていると言われており、日本の近隣でも、緊張状態が高まっています。
戦争や紛争の根本原因は、間違いなく宗教紛争です。
「自分は宗教には関心がない」と言われる方も多いでしょう。しかし、「無宗教」というのも、一つの立場、姿勢ですし、ある特定の宗教の習慣を踏みにじったりしたら、無宗教だからと言って、不問に付されるわけでもないでしょう。

どんな人でも、宗教に対して一定の認識は持つべきではないでしょうか。
また、日本に暮らし日本人である以上は、多かれ少なかれ、神道や仏教文化の土台に育っており、その恩恵を受けている筈です。

仏教文化は、驚くほどの奥行きと豊饒さを持っています。何かの迷いや悩みを解決する手がかりを与えてくれるのも、仏教哲学です。
小さなことから始めましょう。その積み重ねがあなたを強くするでしょう。このサイトでそのお手伝いをします。

このコーナーの主な内容

一見難しそうな仏教理論。でも本当は生活の中に溶け込んだ、とても親しみやすい理念なのです。更に、あなたの悩みを解決する多くのヒントが見つかるかもしれません。
手軽にできる写経から始めるのもよいでしょう。読経もあなたに力を与えてくれます。でも、いわゆる「お経のようにわけの分からないことを繰り返す」のではありません
写経や読経の意味を理解し、正しい方法を身につけましょう。

仏教には面白い説話がたくさんあります。普段何げなく使っている言葉も、仏教から出たものが非常に多いものです。不思議な話の好きな人にはおすすめのコンテンツもあります。

もう一つは、何かと迷いがちで不安になる家庭の祭祀。神棚や仏壇のあり方はどうすればいいのか?儀式的な手続きよりもまず、何が重要でなぜそうなのか?を学べば、些細なことは気にならなくなります。
今後は、お墓や仏壇に対する考え方、また菩提寺とのお付き合いかたなども、考えなければならないかもしれません。
サイト開設時からかなりの年月が経ち、変わってきたことも多いですが、多くの皆様に支えられてここまで来ました。もう一度、原点に立ち返って、新しい気持ちで情報を発信していきたいと思っています。


サイト作者について

余りにいろんなコンテンツを作っているので、作者はいったい何者なのだ?という感想や疑問をお持ちの方があるかもしれません。
特に仏教関連のコンテンツに関しては、お寺さんや宗派との兼ね合いもあるので、果たしてどこまで信用してついて行って良いのか、ご心配の向きもあるでしょう。

基本的には、作者はどこの団体にも属していません。家族も実家も、付き合っている人にも、宗教団体に属している人間は皆無です。
しかし、仏教、特に法華経系とは、並々ならぬ深い因縁があります。

話せば長いのでかいつまんで述べますが、筆者は二十歳から一人で子供を育てているので、けっこう波乱万丈の人生です。しかし普通の波乱という以上に、仕事の面で、変わった経験をしてきました。

普通の俗世間の仕事に就くと、何故かスムーズにいきません。すぐに会社が倒産したり、配置換えで続けられなくなったり…ある程度落ち着ける会社だな、と思うと、その会社の社長が実はお寺さんだったり、という、かなり奇妙な体験をしてきました。

何度かそういうことが続いた後、ある小さな経営コンサルタント会社に入りました。なぜその会社に行くことになったかというと、これまた不思議な経緯があるのですが、これは省きます。
ところがその社長というのが、経営コンサルタントは肩書だけで、バリバリの法華の行者さんでした。
ここまで来たらもう逃げられないなと思い…諦め半分でその環境に馴染むように努力しました。

しかし、就労環境は著しく劣悪で、行者さんというか、霊能者でもあったせいか、経営はちゃらんぽらんで、とにかく付き合いづらい、常軌を逸したところのある人物でした。
何年経っても慣れることは出来ませんでしたが、今までの経緯と子供を抱えている事情もあり、逃げられません。子供にも大きな負担をかけてしまい、最初の数年間は毎日、帰り道で泣いていました。
私の前には、半年以上続いた従業員がいなかったそうですが、当たり前だと思います。

そうこうするうちに、社内で行われていた勉強会が余りにいい加減なので、それを仕方なく指導したり、占術書、仏教書のテープ起こしや編集、教材作りなどもして、次第に自分のペースが掴めるようになりました。周囲の信頼も得られたので、自分なりに子供の頃から志していた、武道の稽古を復活させたりもできました。
一緒にお寺に出入りする必要もあった為、出家得度もしました。実はこれ以前の職業遍歴をしていた時にしばらく高島易断の行者さんのところにもおり、これで二度、出家得度したことになっています。どちらも日蓮宗の本山です。

この行者さんを含め、何度か霊能のある人物に逢いましたが、どの霊能者からもみな一様に、「あなたには、小さくて表面にはよく見えないけれど、非常に強くしっかりした宗教的な守護がついているね」と言われました。
別に観てもらいに行ったわけではなく、どの方もたまたま仕事の合間に逢っただけですし、私の縁のある神社筋を言い当てられたので、本物だと思います。一番強い霊能を持っている人は、傍についている守護神の背後に、非常に位の高い存在があるようだが、位が高すぎて自分には見えない、と言われました。

一般の方は、霊能者なんてテレビに出る人ぐらいしか知らない、と思われるでしょうが、集まるところには集まっています。また、本物は、あまりマスコミには出てきません。

私の実家は浄土真宗から日蓮宗に変わり、今また浄土真宗になっているという、やや複雑な部分があります。
しかし、私がその会社に入ってから、呼んだわけでもないのに、やってくる人が日蓮宗系の人ばっかりになってしまったので、そういう縁を持っているのだろうと思います。

そうこうする間に、会社にはまた新たな試練が訪れ、私は自分なりに違う展開を望んでいたので、他の人に仕事を引き継いで会社には別れを告げ、今のサイトを立ち上げました。その会社で18年経っていましたが、占術関係の仕事はその前から縁が出来ていたので、サイトを立ち上げる以前に、都合二十年以上にわたって占術と仏教にかかわっていたわけです。
そこに何故、そんなに長く居たかというと、実生活の破壊度と反比例するように、天才的なところがあったからです。現実的にいろいろ問題があるので名前は出しませんが、今の私があるのも、そこで培った基礎があるからだと思いますし、また必然的にそうなる流れだったのだろう、と思います。

余計な話が長くなりましたが、私の仏教知識は、本やネットで拾った付け焼刃ではなく、また仏教系大学やお寺さんからのようなアプローチでもなく、かなり霊的にディープな世界で培われたもので、儀式や肩書の世界ではありません。
このような背景を持つ人間が作っているコンテンツですので、儀式的な面から見ると、違う、と思われる方があるかもしれません。しかし、何かを感じていただける方は、参考にしていただければ、と思います。

文責:タオ<コピー・無断引用禁止>

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