冬の土用はクセ者
新年というと、普通はグレゴリオ暦の1月1日からスタートします。しかし風水学では、新年というのは少し微妙な扱いです。
普通は2月の立春が1年のスタートになりますが、冬至からスタートする考え方があったり、旧正月からスタートする流派があったりもします。それは、冬至から立春の間までの期間が、年が移り変わる為にいろいろと変化の多い、微妙な時期でもあるからです。
特に、意外と重要で見逃してはならないのは、1月の後半に来る冬の土用です。
2011年は1月17日から冬の土用に入りますが、土用とはいわずもがな、五行で言うと土性に該当します。土性は破壊と創造を司る独特な性質を持っているので、1年の四季の変わり目に土用期間があるのは、自然界ではそれなりの意味があるのです。特に、古い年から新しい年へと移り変わる冬の土用は、1年の始まりとしての鍵を握る、重要な時期だとも言えます。
しかしまた、新旧が交代する変化の時期には、それなりのリスクも伴います。
人間生活でも、1月の後半は、年末年始の忙しさで無理を重ねた後、体調を壊しやすい時期でもあり、寒さがいちだんと身にこたえるのもこの時。インフルエンザが流行しやすい時期だという現実も、冬の水性と土性の相性関係から考えると、なかなか興味深いものがありますね。
もっと詳しく知りたい方は、改めてこちらの記事をどうぞ。
「土用」が暗示する健康と運命
http://www.kumokiri.net/kouza/nin14.html
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