夏休みの子供たち

7月は梅雨が明けたら真夏の盛り。でも20日ごろから夏の土用に入り、8月の節明けからはもう暦の上では秋に入ってしまいます。夏ってほんとに短いんですね。
夏の季節のお話はいろいろありますが、今日は特に、お子さんを持つご両親にひとこと。

思春期のお子さんを持つご家庭は、何かと微妙なものですが、中でも一番問題になるのは、夏休みの過ごし方です。
青少年が非行に走るきっかけを作るのは、中学2年の夏休みが圧倒的に多いのです。

こう聞くと、ひょっとして「アッ!」と思い当たる方もあるのでは…

運命学的には、中2というと14歳、ちょうど厄年なのです。この場合の厄年とは、いわゆる世間で言う大厄の話ではなく、運勢の波の中で巡ってくる、一番どん底の時期のこと。9年に1回あります。

その中でも、思春期に巡ってくる14歳の夏は、子供にとってはとても大きな試練の時。
でも何があっても、子供を責めてはいけません。本当は、子供の出来が悪いわけではなく、家庭内のいろんな矛盾が、一番弱い子供を通して、外に現れるのだと考えたらどうでしょう。

こう考えてくると、中2の夏休みは気を引き締めて、何とか無事に過ごさせてあげたいですね。危険な夏は、忙しいご両親も優しくスローダウンしてみませんか。

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