みんなの風水:目次


ピアスの穴開けビンボーのもと



このサイトをご覧の女性のうち、はたして何パーセントの方が、ピアスをしていらっしゃるでしょうか。
筆者が宝飾店でイヤリングを買おうと思っても、ピアスの方が圧倒的に数が多いところを見ても、イヤリング派よりピアス派の方が、たぶん多数を占めることと思います。このタイトルを見てギョッとされた方は、その理由と、どこがどう悪いのかをよく読んで下さい。

ここでピアスというのは、ピアスという装飾品が悪いと言っているのでなく、ピアスをするためには、当然耳に穴を開けます。これが非常に、運命に影響するということを言っているのです。


耳の相が語るもの

人相学は目耳鼻口、顔の輪郭、骨相、色艶、肉付きなどでその人の性格、素質、運勢を判断します。筆者は昔から耳で判断するのは、わりに得意な方です。
なぜかといいますと、形や付いている位置などの特徴が見やすいうえに、色艶なども化粧などでごまかしていませんし、その日の一時的コンディションで変わるということも、比較的少ないからです。
人相判断そのものは別項に譲りますが、この章では、特に女性に関係の深いことを述べます。


耳で分かる性格と運命

耳の人相判断

耳は、全体を上・中・下に三等分します。
耳からわかることはいろいろありますが、その中でも大切な情報は、性格や素質です。俗に「知情意」といいますが、上から順番に並べると、「知意情」になります。

上の三分の一が知識と情報力、真ん中の三分の一が意志力、下の三分の一が感情と異性関係を現します。

もう一つ、耳からわかるのは、その人の一生の運勢です。これを流年法といいます。上が初年運、真ん中が中年運、下が晩年運です。

ですから、よく耳たぶがふくよかなのを福耳などと言いますが、耳たぶというのは、その人の感情の豊かさと安定の度合い、良い異性に恵まれるかどうか、どんな晩年を迎えるか、という点を見るので、まんざら当たっていないこともないのです。

福耳と言う理由は、異性運と財運が密接に関係があるところから出たものでしょう。
しかしこれも、やたらに大きいのはあまり吉相とはいえません。ふっくらと厚みがあって、キチッとほど良く締まっているのが吉相です。
貧弱でガリガリに痩せていたり、大きくてもダラッとだらしなく垂れ下がって弾力がないのは、見かけと同じく、だらしがなくてやりっ放しの傾向があるということです。


耳で病気と運勢を占う

また、耳は腎臓と密接に関係があります。
色がドス黒かったり、変にまだらだったり、カサカサして艶がないのは、腎臓に何らかの障害があることが多いので、節制が必要です。
といっても、すぐに病院に駆け込んで検査してもらうのは、また別の問題があります。検査がもとで体を傷つけることもありますし、かえって慢性病の元になってしまう場合さえあります。

耳が変にドス黒かったり、カサついてきたときには、腎臓にも危険信号が点っていると思ってください。急に色が変わった時には、尿毒症、腎臓結石などの急性症状につながる恐れがあります。
注意してよく休養と睡眠を取り、消化が良く栄養価の高いものを採るように、心掛けてください。
健康になるには、まずバランスの取れた食事と十分な睡眠、適度な運動が一番大切ですね。

さて人相学で問題になるのは、シミ、ホクロ、そして傷です。シミ、ホクロよりも傷が一番問題です。ある位置にシミがあれば、その場所の暗示する運命に注意信号が灯っているということですが、傷があるのは、運命も決定的に傷を負っているということです。
耳たぶに穴を開けるというのは、明らかに自分で傷をつけているので、その位置に関係のある運命、運勢を自分で狂わせてしまうことでもあります。

つまり耳たぶの現す「感情」が、ギスギスして不安定になります。仕事の中で、鋭敏で豊かな感受性が必要な人は、それが鈍ってくるでしょう。
もう一つは「晩年運」が悪くなり、孤独の晩年を迎えるという暗示があります。
また、異性運が悪くなるので、力のある、頼りになる異性に縁遠くなり、他人の援助引き立てを得られなくなります。何もかも自分でしなければなりません。人間どんなに強い人でも、一人では生きられないものですから、これはとっても困った、寂しいことです。

健康の面では、やはり耳に関係の深い腎臓病を誘発することになります。体に穴を開けるというのは、容易なことではないのです。

ただし、職業上の都合で体型の一部が変化するのは、あまり運命学上の意味はありません。
よく警察官などで耳が潰れて変形している人がありますが、警察官は必ず柔道の稽古をしているので、耳は変形します。彼らの柔剣道の稽古は激しく、ほとんど職業に近いぐらいのことをしているので、一般の人のいわゆる「習い事」の感覚とは大きな隔たりがあります。
特に、柔剣道の世界では、3〜4歳の幼い頃から成人になっても、ずっと激しい稽古を続けている人も少なくないので、彼らにとっては耳の変形などよりも、武道の修行から得られる結果のほうが遥かに大きく、問題にならないでしょう。

しかし、ボクサーなどは、短時間に激しく打たれたりするので、もし耳が潰れるほど打たれているとすると、やはり運勢上はあまり好ましいことではないでしょう。
タレントに転身したようなボクサーは、現役ボクサーの時も勝ち続けて、それだけ打たれることも少なかったわけですから、比較的耳は無事でいらっしゃるようです。

これらのことを総合してみると、ピアスの穴を開けていらっしゃる方は、塞ぐことができれば、なるべく塞ぐに越したことはないでしょう。それでも少し傷は残るでしょうが、穴を開けているよりはマシです。なるべく早く、若くて回復力のあるうちに塞ぐようにしてください。


耳の相をカバーするイアリング

ピアス穴のことでは散々なことを書きましたが、実は耳に装飾品をつけるのは、良いことなのです。
例えば、良い意味を持つイアリングをつければ、耳たぶの貧弱な人の場合、その貧弱さをカバーすることになります。しかし、良い意味を持つものでなければなりません。
なるべく柔らかい感じの純金、18金、真珠、自分に相性の良い天然石がお勧めです。それも、明るい印象だがあまり目立ち過ぎないもので、円い形であれば、耳の相の良い意味を増します。反対に、三角形、鋭く尖った形、おどろおどろしい印象の装飾は、あまり良い運気は呼びません。耳たぶの貧弱な方は、ピアスはやめてイアリングをつけてみるのも一興ですね。


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