それが意外とそうでもないんだよ。まず一つの見方で、自分の星が中宮にある時には、周囲から等しく圧力がかかるので、いわゆる八方塞がりで動きにくい、と言われている。しかし、定位置に入っている時も、それに近い意味がある。今年はむしろ、過去に使った方位の影響や、これまでしてきた事の総決算、という面のほうが強そうだ。
もう一つは、単に五黄土星と言っても、十二支との組み合わせによって、違いが出てくるということだ。五黄土星と組み合わさる十二支は、「寅、巳、申、亥」の四つで、それぞれの性質は、定位盤が暗示する通りだ。寅という十二支は、北東・艮宮が定位置でもあり、同じ五黄土星中宮の中でも、かなりリスクが高いと見ている。