中国経済と習主席の今後の行方は?後編
最近、注目されてるのは、夜間光だな。衛星で撮影した夜間光の強さから、各国のGDPを推定する手法で、シカゴ大学のルイス・マルティネスという学者が提唱している。これによると、中国の実際のGDPは、公称の半分程度しか無いそうだ。かなり正確に出るらしいが、独裁国家ほど、公称と実際のGDPに開きがあるそうだ。興味のある方はこのテーマを深追いしてみると面白いぞ。
なるほどね。他にも、かなり驚く話がありますよ。これは昨年末に、著名な中国研究者の個人サイトで出た情報です。習主席はAPECでバイデンと会談しましたが、その時に中国経済救済の為に、9000億米ドルの資金提供を要請した、という話です。反習近平派からリークされた話らしいですが、アメリカだって債務上限問題もあって大変なのに、そんなに易々と大金を出せるわけないですよね。
ええーっ、そんな話、初めて聞きました。なんだか公務員の給料が未払いとか、国にお金を貸す役割というのがあって、自分で個人的に借金してでも、国にまとまったお金を差し出さなければならない、という役割があるってのは聞きました。地位が高いほど、貸すお金の額も高いそうです。
おいおい、マジか。狂ってんなあ。しかし考えてみると、幾ら緊縮財政とか汚職で得た金を吐き出させろ、とか言っても、それを仕切る側が汚職やってる張本人だから、取り締まりなんかできるワケがないわな。結局は人民から搾り取るしか無いのか。
中国と言えば、ハニトラとか飴と鞭とか言うが、今の話が事実だとすると、よくよく困ってのことかもしれんな。例えば、債務の罠とか言って、スリランカのように、一帯一路計画で金を貸し付けといて、雇用もインフラも奪っちゃうみたいな話がある。しかしあれだって、結局は金が返済できないから、使い勝手が悪くてもせめて港でも貰っちゃえ、みたいな話だろう。目先のことだけ見ても、信用を落とした結果、人が離れて行くから、トータルで見ると、結局は失敗なんじゃないかな。
一帯一路たって、飛びついてくるのは、目先の金が欲しい途上国ばっかりだから、結局は踏み倒しも多いでしょう。
はあー、そこまでひどいのか。中国投資など、金をドブに捨てるどころか、飛んで火に入る夏の虫、だな。心配なのは、日本の経団連のアホどもだわ。
それが一番心配ですね。いまだに中国という巨大な市場を利用しない手はない、とか言って、中国投資に前向きな経営者が居ますからね。あれ、何で分からないんでしょう?知らないんでしょうか?
今まで、全社挙げて中国投資を推進してきたから、引くに引けなくなってるんじゃないですか?或いは、ハニトラに合ってるとか。まあ、最大の戦犯は日経新聞でしょうね。ずっと中国推しできてるから、自分の言ったことをひっくり返せないんでしょう。
なんだか、今回の話ですごく気になってるのは、習近平の感覚が、どことなく狂ってる感じがすることだ。経済音痴なのは知ってるし、李克強の死因とか、習の側近が次々に姿を消すとか、不可解なことはいろいろある。しかし、もしバイデンに借金を申し込んだのが本当だとすると、自分の国の状況や自分の立場や、相手は人間だからこう言ったらこう思われるのでは、とか、正常な感覚が失われてる気がしてくるな。
それは感じますね。李克強や側近が姿を消しはじめた頃から、一線を越えた感じがしている。
あれはね、たぶん、彼の、習主席のキャパを超えてるんじゃないかな。弱い人間ってキレると何するか分からないから、周囲もソッとして、角が立たないように取り繕うでしょ。裸の王様状態ですね。
最近、全世界の小麦の約半分だっけか、とにかく大量に買い込んでるって聞いたぞ。金も買い占めにかかってるらしいし、あれは鎖国か経済封鎖に備えているのかね。金は食べられないのになあ。
中国にテンセントっていう大手IT企業ありますよね。中国ではchatGPTの利用を停止して、テンセントに似たような対話型AIを開発させ、中国はこのまま発展するか?と尋ねたそうです。
お手盛りAIに、望む回答を期待して尋ねたわけだな、その結果は?
そしたら「成功者した者から順にアメリカに逃げるので、中国は発展しない」と答えたそうですよ。
それは性能良いな!(笑)
自国開発と言えど、AIは忖度してくれなかったわけですね。
横入失礼します。習氏と言えばね、面白い話を聞いたんですよ。古代中国から伝わる、「推背図」という予言書があるんです。習氏はこの書物を非常に信奉し、かつ恐れているらしいんです。
また都市伝説かい。今度は何だ?
そう言わずに聞いて下さいな。この予言書の中に、弓を引く人物が王を殺す、と書かれているんです。そして、山の中腹に、五羽の鳥が飛んでおり、その中の一羽が血を流して死んでいる絵があるんですが、この鳥は羽根が白い。「習」という字は、上下をバラバラにすると「羽」と「白」に分けられるので、この鳥は習近平を現す、という解釈をしてるんだそうです。
また、「弓を引く人物」からの連想で、名前に「弓=ゆみへん」のつく人物が、自分に歯向かう敵である、と恐れているふしがあります。
おいおい、マジか。とすると、「李克強」には弓へんがつくし、「李強」も…
恐ろしいな。しかし、中国の歴代高官はみんな、共産主義にもかかわらず、えらく迷信深いらしいですな。
自分が普段、ロクなことをしてないから、神経質になった結果、迷信深くなってるんじゃないかね。
なんだかトンデモない話になってきたが、実際はそうなのかもしれんな。中国を普通の国だと思ったら大間違いだからな。これぐらい、感覚がずれてても、決して不思議ではない。
私が怖いのは、中国人って考え方が物質的で、しかも自分の頭で個別の判断をせずに、あれが儲かるとなったら、一斉に同じ方向向いて突き進むでしょう。あの数でそんな行動やられたら、すぐにバブルになって破裂しちまう。現在の不動産バブルの崩壊も、EV墓場もその結果ですよ。債務が一京超えと言われても、決して意外ではない。
一京って何兆?ゼロが多すぎて分からん。
億が10,000で一兆だろ、兆が10,000で一京だよ。その先は知らん。
は…はい、分かり…ました。
なんだかすごい話がいろいろ飛び出してしまったが、最後に、習近平の命式を見てみよう。1953年の二黒土星、日干が丁って…これは大国のリーダータイプとはほど遠いな。確かに五黄土星さんが言う通り、キャパオーバーなのかもしれない。
キャパオーバーが切れると、、、かなり心配ですね。台湾有事についても、多くの研究者は、もう中国は台湾に侵攻する体力があるか怪しい、と言ってる人が多いようですが、果たしてどうなることやら。
我々に出来ることは少ないが、今はできるだけ巻き込まれないようにしつつ、自分の足元を固めていくしかないだろうな。
ほんとにそう思います。
今回は、相手が大きすぎて、幾ら議論してもなかなか全体像を捉えているとは、言えないかもしれない。しかし、世界が変革期に差し掛かっている今、のんびりはしていられない時代だ。地震も増えてきてるし、心して日々を過ごそうではないか。
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