ウイルスと治療薬

治療薬候補とは

グッドニュースというのは、新しい治療薬が出来たということだな。どんな薬なのか、教えて欲しい。
グッドニュースと言いましたが、手放しで喜べる状況でもないんです。新薬は幾つかありますが、現在あるのは、レムデシビル、つぎにモルヌピラビル、また、既に実用化されている抗体カクテルです。アビガンは何故か、あまり話題にならなくなっているようです。
これまでに名前が挙がった治療薬とその候補は、以下の特設サイトとPDFをご参照下さい。

新型コロナウイルス 治療薬開発 現状は(NHK特設サイト)
新型コロナ感染症に対する治療薬及びその候補(厚生労働省)

なんだか、既に希望を失ったような薬が並んどるなあ。レムデシビルなんて、エイズ治療薬だとかエボラ出血熱をこれで治療したとか言ってるけど、あんまり効かなかったという話だが。
おまけに、すぐに対応してくれないから自費診療にしたら、一回分25万円って、コロナの前に生活苦で首くくる羽目になりそうだ。抗体カクテルだって点滴だから、自治体で使う判断してくれなきゃ無理だし、その時は手遅れになっている可能性もありそうだが。
そうですね。この中で、いちばん現実的でいちばん有効そうなのが、いちばん希望を持てなさそうな薬なのです。でも、上の厚生労働省のPDFページを見て下さい。何か感じませんか?
タイトルが「治療薬及びその候補」なのに、検索は「イベルメクチンとは」で出て来るようになっています。何となく、もしかしたら隠しページでは?という雰囲気もあります。
いちばん有効そうな薬が、いちばん希望の持てない状況って、悲惨だなあ。しかし、分かっている人は分かっていて、自分の立場なりに涙ぐましい努力を払っているのではないか、という雰囲気も見て取れるな。
ワクチン効果を信じてる人はいいとして、いまいちワクチンが心配な人と、それ以外の人の為に、詳しく解説しましょう。
おお、ウイルスどの、よろしく頼む。そして、何故希望が持てないのかも知りたい。
実は、COVID-19に有効とされている薬は、マラリア治療薬なんかが多いのですが、今回詳しくご紹介したいのは、いま話に出た、イベルメクチンという薬です。実はこの薬は、少し特殊な状況に置かれており、公的に推奨されている薬とは、全く状況が違います。
そして予めお断りしておくと、残念なことに、今までの状況から見ると、この薬に対して、有効な治験結果が上がってくることは、決してないでしょう。その為、積極的に治療に使用される見込みは、ほぼゼロと思って下さい。必ずどこかで横槍が入りますし、だいたい、メーカーが作りたがってませんから。
なんだそれは。本当に希望のない話だな。

治療薬発掘の発端はスパコン「富岳」

事の発端は、スパコン「富岳」で、既存の治療薬の有効性を検証し始めたところから始まります。2,128種類の薬剤を使い、メインプロテアーゼ(タンパク質)とニクロサミド(薬剤)の作用の様子を観察し、どの薬が一番、コロナウイルスの活動を阻害するかを調べました。
記事は2020年7月となっていますが、この話が出てきたのは、2020年春ごろかと思います。

スーパーコンピュータ「富岳」による、COVID-19治療薬探索
スパコン「富岳」、わずか10日で2,000種類の新型コロナ治療薬候補を選別

この調査は、縦軸がタンパク質のポケットと結合する強度、横軸が全体と結合する強度。平たく言えば、先ほどウイルスの活動について述べた、トゲトゲスパイクが人体にくっついて侵入するのを、どの程度防げるか、ということです。
ウイルスを殺すわけではありませんが、動けなくなって生物細胞に取り付くことが出来なければ、ウイルスは死にますから、同じことですね。
ほうほう、すごいな
この実験で最終的に有望とされたのが、30種類〜12種類の薬剤でした。下行のインタビュー記事に着目して下さい。
多くの薬が、「名前だけが一人歩きすると、社会的な影響も大きい」として、名前を公表されていませんが、この中で特に注目されるのが、「比較的古い薬剤であり、特許が切れているものである」という薬です。
活性ポケットへの結合では3位のスコアだが、全体での結合では2位となり、マッピング上では、一番右上に位置づけられる薬剤、ということです。「比較的古い薬剤で、特許が切れているもの」は、一つしかありません。イベルメクチンです。
 富岳による薬剤スクリーニングの結果
ナニナニ?上の治療薬及びその候補一覧では、イベルメクチンとは、腸管糞線虫症や疥癬治療薬となっているな。簡単に言うと虫下しではないか。
そう思うのも無理はありませんが、皆さんが知っている虫下しとは、一味も二味も違うのですよ。イベルメクチンは、40年以上前に発見され、これまで、オンコセルカ症という、糸状の小さな線虫が集まって引き起こす感染症の治療薬として使われてきました。世界中で何億人もの人を失明の危機から救い、多くの動物やペットのフィラリア治療薬としても、一般的に使われています。
話が大きくなってきたなあ、40年以上にわたって何億も救ってきたのか!
決して大袈裟な話ではないのです。イベルメクチンはマクロライド系の抗生物質に属し、安全性も高く、服用量もごく少量で済むので、他の薬剤のように、副作用がほとんど報告されていません。
ほとんど?ゼロではないということだな。
副作用の報告があったのは、馬用のペーストを大量に服用してしまったとかですね。

イベルメクチンの作用機序

そんなあ…どうせアメリカ人だろう(笑)しかし、どういう理屈で、虫下しが新型コロナに効くんだ?そこが分からん。
これは、マクロライド系抗生物質の特徴でもあるのですが、メインとする効能以外に、多くの副次的な効果があります。イベルメクチンの作用機序はですね、線虫の神経や筋細胞を構成するタンパク質に作用して、寄生虫を麻痺させて動けなくしてしまうのですよ。
オンコセルカ症は世界で2番目に多い失明の原因ですが、その原因となる回旋糸状虫の神経や筋に作用するというと、ほんとにミクロの世界の話です。
でも先ほどの、コロナウイルスのスパイク蛋白が糖で覆われているとか、あのトゲトゲの先っぽの形が、細胞との結合のしやすさを決めているとか、ミクロの世界をバカに出来ないことは分かりますよね。

コロナウイルスの構造と複製サイクル(ウイルスに対する薬剤のターゲットを考える)

もちろん分かるよ。で、イベルメクチンは、線虫の神経や筋を作っているタンパクだけでなく、ウイルスのスパイクタンパクにも作用するというわけか。
その通りです。でもこれをもう少し進めていくと、何か思いつきませんか?ほら先ほど話した、mRNAワクチンが誘発した、スパイク蛋白による副反応の話とか…。あのスパイクはたちが悪くて、先端にキャップという丸い突起があり、いったん細胞に取り付いたら、簡単には離れない形をしているのですよ。
あ!ウイルスのスパイクタンパクを麻痺させて増殖を抑えるのなら、もしかして、スパイクだけが悪さをしている場合にも、有効なのでは!
実際のところは何とも言えませんけど、理論的には可能性はありそうです。この薬には不思議なところがあってですね、イベルメクチンの原材料は、エバーメクチンというのですが、元は、微生物学者であった大村智博士が、1979年に静岡県伊東の川奈ゴルフコースの傍の土から、採取したものです。
ゴルフ好きな大村博士が、ことあるごとにゴルフ場で採取していた土壌から、ある放線菌が発見され、この菌が産生する物質が、線虫駆除に顕著な効果をもたらすことが分かりました。
   

神様からの贈り物

放線菌!なんか神秘的だなあ。
実は、このエバーメクチンという物質は、いまだに工業的に作ることが出来ていないのですよ。しかもですね、再度、川奈の採取地に行っていくら掘っても、二度とこの放線菌が発見されることはありませんでした。
それもあってか、まさにイベルメクチンは「神様からの贈り物」と言われています。
ひえー!ワシなんか足元にも及ばん神様じゃな!
最初に掘り出したひとすくいの土から、延々と株分けして、数億人の人を救い、しかも今後も大いに役立つであろう、というのは、本当に凄いですね。原株は北里大学に保管されていますので、大いに生かしてもらいたいものです。
カルピスみたいなもんだな。カルピスも偶然できた原液から延々と今まで、100年以上も継ぎ足して飲み続けてるんだよなあ。
しかし私は、この薬の将来は暗い、と思っています。
それは、またどうして?
北里大学で治験を進めている筈ですが、流行期に治験をするわけにはいきません。患者にブラセボ薬を投与するわけにはいかず、全力で治療にあたるのが医者です。しかし、流行が収まっても、いや収まらなくても、既に特許の切れた薬が、公的に脚光を浴びたり、積極的に販売されることはまず無いでしょう。新薬やワクチンの利権のほうが遥かに強いです。
外国でもさまざまな治験がなされていますが、伝わってくるニュースは、「イベルメクチンが効くという治験は、どれもいい加減なデータばかりで、取り上げる価値もない」というものばかりです。
製薬利権は、甘いものではありません。そのうち、「イベルメクチンは詐欺だ」とか、「知識のない人間の適用外の服用のせいで、多くの薬害を引き起こしている」ということになってしまうかもしれません。実際、日本でもイベルメクチンを使って治療している医師の診療所が襲われた、という現状があるぐらいですからね。真剣に取り組んでいるある医師は、本当に死を覚悟して体当たりで行動しておられます。

目覚めた守護者たち

なかなかきついなあ。見通しが暗いのは分かったが、一般人が使える見込みはないのか?
政界でも、熱心に活動して下さっている方があるので、個人輸入が認められて、適応外ながら使用が認められたのは大きいですね。東京医師会の尾崎会長が、推進派なのは心強いです。

東京都医師会、イベルメクチン投与を提言 重症化予防で
「今こそイベルメクチンを使え」東京都医師会の尾崎治夫会長が語ったその効能
イベルメクチンのQ&A(何でコロナウイルスの治療薬に使われないの?)

他には田淵正文医師が、イベルメクチン、クラリスロマイシン、カモスタットの三種混合で、良い結果を出しておられます。イベルメクチンを治療に使うには、駆虫の時よりも多量に使用する必要があるので、同じ作用機序を持つクラリスロマイシンと併用している、とのことです。
尼崎の長尾医師も勇気ある行動に出られていますが、使いたくとも、イベルメクチンの薬じたいが、入手できない状態とのことです。

田淵正文氏ツイッター
医師生命をかけて断言!長尾和宏

せっかく有効性を確信していても、現物がないのは辛いですね。でも、個人輸入という手もありますし、ジェネリックならかなり安価に入手できます。
たった数千円で、ほぼ一家庭ぶんの安心が買えるのですから、準備しないテは無いです。個人輸入代行を使う場合は、定評のある老舗ショップをお薦めします。
既に多くの人が予防で服用されていますが、服用した時の感じは、少し体温が上がって体がほわっとするとか、便秘気味になった、下痢気味になったぐらいのものです。他の薬剤とは、使用量が段違いに少ないのも特徴ですが、治療の場合には、寄生虫駆除の時よりも、多目に服用するのがコツのようです。
熱心にサイトを更新し続けて下さっている、FLCCCの方々が、予防と治療のプロトコルをアップして下さっています。参考にして下さい。

FLCCC 予防と治療のプロトコル(日本語版)


ウイルス君、今日はほんとうに有難う。しかし君は、こんなにウイルス退治に関することを、人間に教えてしまっていいのかね?
私たちウイルスは、悪いものばかりではありません。善玉ウイルスもたくさん、人間や動物と共存しています。それに、ウイルスは人に依存しないと存在することが出来ませんから、本来は、ヒトを病気にしたり、殺してしまったりするものではないのです。これを機会に、いろいろ勉強しつつ、仲良く共存できるといいですね。
世界には、さまざまな情報が流れているが、何が正しいかを判断するのは簡単ではない。しかし神は「明き、浄き、直き心を愛す」と言う。正しい心を持っていれば、真実は自ずと見えてくるものだ。これからも、一緒に精進していきましょう。
ポイント 切り札となるか、イベルメクチン。しかしその有効利用を阻むものは?製薬利権に負けるな日本!
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