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ダイニングキッチンの色使い


リビングとダイニングは続きの間になっているか、或いは兼用である場合が多いようです。書斎の要素が強い場合もあるでしょうが、それは書斎の項目に譲ります。

ダイニングキッチンの基本は、まず暖色系の色使いであることです。前述の通り、オレンジ、ピンクなどの暖色は、エネルギーを増進させるので、食欲増進作用につながります。
飲食店の看板やインテリアにも、暖色が多く使われます。

一方、寒色の代表的な存在である青、水色などは、食欲を減退させます。食事の前に青い色を見せるというダイエット法もあるそうです。
しかしこれは、人間の本来の生理作用に反したことなので、いいことを聞いた、とばかりに多用すると、体を壊してしまいそうです。ブルーハワイなんていうカクテルも、えっ!これほんとに飲めるの?という意外性で売っているもので、色の正体は完全に合成着色料です。口の中が真っ青に染まっていたら、ゾンビみたいで不気味ですよね。


ダイニングキッチンの色使い例

一例として、ダイニングキッチンの色を変えて実験してみます。
図Aは明るく軽い感じのダイニングキッチンです。壁紙に若草の色が使われていて、少し黄色味の強い色合いですが、全体としては比較的にまとまっています。
これを、もう少し個性的な色合いにしようと…或いはブルーが好きだからと、Bで青系統のインテリアで統一してみます。そうすると、妙に食欲の湧かない雰囲気になってしまいました。自然界には青い食物というのはほとんど存在しません。本を読んだり勉強するにはいいかもしれませんね。

次に、Cでエンジ系と茶系でまとめてみました。暖色ばかりなので少し抑える為にグリーンを配色しています。
もう一つ、Dでは白系の壁紙で軽い感じにしてみました。ここでも頭寒足熱が基本ですので、壁が暖色で床が寒色という色使いにはしません。ただし、南側の部屋ならば、グリーン系の床、カーペットは許容範囲です。

A:若草色のキッチン B:ブルー系のキッチン C:エンジと茶のキッチン D:白と茶のキッチン

キッチンは割りに色が溢れているので、モノトーンもそう悪くはないと思いますが、程度問題です。白が基調で黒の部分が多くなければ、モノトーンに近くても構わないでしょう。


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