早くも11月、今年も残り少なくなりました。 筆者が変な理由でクサしていた高市総理もなかなかの出だしで、蔭ながらホッとしています。まあ人間、何が幸いするか分からないので、辰巳空亡という激烈なタイプの空亡が、一発逆転の道につながるといいですね。
筆者のほうもこのところ、いろいろとゴタついていましたが、何とか方向性が定まり、下準備的な作業も出来ました。 下準備というのは、既にサイトにアップしています。 今まで皆さんが、自分の命式を出していろいろ判断しようとしても、その前に干支暦という、なかなか厄介なハードルが立ちはだかっていました。
この干支暦で命式を出すという作業は、占術家として日常携わっていると、普段は何とも思わないのですが、いったん初心者とか全く縁の無い人に興味を持ってもらおうとすると、想像以上に厄介なシロモノです。 講座で一通り学んでいる方々も、しばらく使わないと忘れますよね。
筆者は他人の土俵で相撲を取るのが大嫌いなので、これまでは、ほぼ外には出ていかなかったのですが、客観的に考えると、どう見ても、テキスト中心のサイトだけでやっていく時代では無くなっています。 そもそも、今のサイトじたい、もうパソコンで閲覧する人は少数派で、多くの人はスマホから見ています。 つまり、サイトの作りが全く時代にあっていない。
そうなると、何かを伝えるのに、スマホで長い文章を読んでもらう、という前提に無理があるのは当然です。しばらく前から、雲切フォーラムで音声を使ったコンテンツを作ってますが、やはりこれも一種の「試み」に過ぎません。
それで、いろんな展開を考えているのですが、運命学に興味を持ったとしても、第一段階がなかなか大変です。内容以前に、自分の命式を知る手段が限られています。 そこにAIが出てきたので、これでイケるか!と思ったのも束の間、大規模言語モデル=LLMで命式を出す作業というのは、全く箸にも棒にもかからないレベルでダメでした。この顛末はnoteの記事でも書いています。 もともと、AIにその分野の学習データを与えていないので当然なことですし、勝手に期待して勝手に失望しているだけなんですが。
いろんなサイトで、生年月日を入力したら自動で命式が出る、というサービスもありますが、試してみれば分かる通り、あれもサイトによってバラバラです。専用の占術ソフトでも、間違っている場合が多いのです。 それほど、干支暦の命式計算をちゃんとするのは、大変なんですね。
一般の方が、九星だの四柱推命だのの話をしているのを見ると、性格だの運勢だのを言う前に、前提たる命式があってるのか?と心配になります。 講座のお問い合わせなんかでも、カルチャーセンター的な四柱推命セミナーに何年も通っているのに、全然理解できないのだが、というご相談がちょくちょくあります。 内容が分からないと言う以前に、まず命式が出せていないので、スタートラインにさえ立てていない人が多くて、ちょっと悲しくなってしまいます。
初心者が自分で運勢を見るとか、何か状況を変えたい、というような目的を持つ以前に、最低限、命式を間違える事態だけは避けなければ、話になりません。
結局、AIもダメだったので、いろいろ検討した結果、一覧表型式が一番確実だろうと思い、このところその作業に専念していて、やっと完成しました。 いろんな課題はあり、これでもまだ、初心者には難しい部分はありますが、今までの干支暦を自分で判断するよりは、ずっと分かり易いだろうと思います。
一覧表型式の一番の長所は、流れが見えるので構造が分かるし、もしミスがあっても発見しやすいことです。 極端な話、一覧表作成者が間違っていたとしても、利用者側がミスを発見することができるでしょう。 「あれ?この流れならこのポイントで変わる筈なのに、なんかおかしいぞ…」というのが見えます。
その代わりに、目の前に結果だけがポン!と出てくるブラックボックスでは無いので、何度かクリックして辿りつく必要があります。 ですから、ブラックボックスが不安な人にも安心して使えます。何度かクリックする手順が必要なのは、デメリットでもありますが、見ようによってはメリットでもあるのです。
ただし節入り日の扱いだけはまだ厄介で、ここだけは誕生時が節入り時刻の前か?後か?という見分けが必要です。ここが何とかできるともっと良いのですが、まあ無理でしょう。 それでも、これまでの干支暦よりはずっと使いやすいと思いますので、システム的な物が苦手な方でも、無理をせずにお使いいただけると思います。
何でもそうですが、コンテンツの内容によって、来るユーザーの質は変わります。 誰でも簡単にご利益だけ手に入る、と謳えばそういうユーザーしか来ませんし、ある程度は内部構造まで理解できて面白いし自分の判断力もアップ、という作りであれば、ユーザーもレベルの高い人がついてくるので、これぐらいでちょうど良いところかもしれません。
でもこれを作る作業は、久々にかなり大変でした。 現時点で105年分ですが、コピペするとは言っても、そのコピペする元データを作る作業が、全体の3分の1ぐらいかかった気がします。 最初からこういうものがどっかにある、という訳ではないので、何十回やり直したか分かりませんが、延べ作業時間がエライことになってます。もう完全にブラック労働ですよ。
と、自慢したところで、以下のアドレスからご覧いただけます。サイトトップからは、下左メニューの「命式一覧」からリンクしています。 この命式一覧は、これまでの静的コンテンツから一歩踏み出して、雲切ネットのver.2.0の足掛かり、とでも言うところですかね。 辰巳空亡の方も、あと少しですから頑張ってね!(誰に言ってるんだ?笑)
https://www.kumokiri.net/data/datatop.html
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