今年、2005年8月の話になるが、ちょっと気になるニュースが続いたので、メモしておきました。
ニュースと言っても、どっちも殺人事件なんですけどね・・・
倒錯した性欲、ネット社会で膨らむ…自殺サイト殺人(2005年 8月10日 ・水) インターネットの自殺サイトを利用した連続殺人事件で、大阪府警に逮捕された人材派遣会社契約社員・前上博容疑者(36)は「人が苦しむ姿を見るのがたまらなかった。相手は誰でも良かった」と供述し、殺害の過程で性欲を満たす快楽殺人との見方が強まっている。 |
民生委員が殺人事件?( 2005/07/16) 愛知県警は7月6日、北区の市営住宅で一人暮らしをしていた無職高島静子さん=当時(83)=を殺害しキャッシュカードを奪ったとして、強盗殺人の疑いで、高島さんの担当だった民生委員で、無職江角一子容疑者(54)=窃盗罪で起訴=を再逮捕した。 江角容疑者は消費者金融などに300万円もの借金を作っていながら、任期3年で無報酬の民生委員に何故なったのか。高島さんが遺体で発見された時、そこに江角容疑者も居た。高島さんの入院中も、江角容疑者は身の回りの物や着替えなどの生活用品を立て替えて購入していたという。 親身に面倒を見ていたように思えるのだが、救急隊員に高島さんが死亡していると知らされた時、一緒に居た他の民生委員と笑いながら話していて気の毒がることもなく、涙も見られなかったという証言を得た。 |
なぜこの二つの事件を覚えているかというと、容疑者の人相に妙に印象深い特徴があったからである。
ちょっと肖像権的に問題はあるし、あまり何度も見て気持ちの良いものではないので、何日かしたらモザイクをかけたものと入れ替えるが、まずは下の写真を見て頂きたい。上の記事の二人と、ついでにと言うか一緒に、和歌山毒カレー事件の林真須美被告の写真も見ていただきたい。あまり気持ちの良いものではないだろうが、現実は現実なので。
一般の人は、「・・・ああ、こういう顔なのね」と思うか「なるほど、いかにも悪人と言う感じがする人としない人と・・・いろいろね」とどう思うかは自由だが、筆者が妙に印象に残ったこと。。。
ネット自殺サイト殺人と愛知民生委員の二人の容疑者は、妙に目と目の間が離れている。
一方、和歌山毒カレー事件林真須美被告のほうは、反対にひどく目間が狭まっている。人相学の基礎の基礎だが、対照的にそれぞれはっきり特徴が出ている。
もちろん、殺人という極端な行為に出るには、それなりの大きな因果関係があるので、人相の一部だけで殺人者になるかどうかが決定される訳ではない。しかし、性格の傾向を比べるのに良い比較になるので取り上げてみた。
断っておくが、目の形とか眼光とか、一番肝心な部分の話ではなく、あくまでも目の位置の話だ。目の形や眼光は写真でもある程度は分かるが、主観が入るので、今回は取り上げない。誰でも簡単に分かる形状によって、感情や行動のタイプを考えてみようということだ。
まず、目と目の間が離れ気味なのは、どちらかというと楽天的、開放的で、思ったことを即行動に移すタイプだ。また、自分の快楽追求に素直である。・・・ということは、この二人は自分の欲望追求の為に、フッと衝動的に行動に移してしまうタイプのようである。
一般的に目と目の間が離れ気味の人は、明るく気さくなのでつきあいやすいということになっているが、その開放的な部分がコントロールがきかないとなると、欲求が暴走気味になり、殺人という極端な行動に出ても自分の欲求を通すという行為に走ってしまったものか。筆者も目と目の感覚は離れ気味だが、しかしこの二人は相当に離れている。
一方、目と目の間が狭まっているのは、ある考えに囚われるとなかなかそこから抜け出せず、狭量になりやすいと言われる。この傾向が良いほうに働けば、考え深く集中力と根気があり、一つのことをやり遂げる持続力となる。
しかし、悪いほうに向くと、嫉妬や恨みつらみを抱いて凝り固まり、思いつめた挙句の悪事に出てしまうタイプである。犯罪にしても衝動的ではなく、計画的かつ着実に実行する傾向がある。
どっちが怖いか・・・両方とも怖いが、これは犯罪者のタイプの話ではなく、行動の傾向の話なので、あまりパターン分けせずに読んで欲しい。
目間の話を例に出したのは、写真ではどうしても一番肝心な眼光とか色艶がよく分からないし、目の形そのものも表情によってはきちんと写らない場合が多いので、一番分かりやすい目の位置という話題で取り上げてみました。ちょっとナマの写真なので、気の弱い人はあまりジーッと見つめないように・・・
しかし、人間顔だけでは分かりませんゾ。顔も慣れればいろんなことが分かるのだが、人によっては特徴を掴みづらい場合もあります。そんな時の為に手相がある。手相も人相も同じ特徴が出てるのですが、その人によってどちらがより特徴を掴みやすいか違うので、両方分かるに越したことはない。でも、手相の場合は、いちいち手を出してもらって何か言わなければならないという、大きな面倒臭さがありますが・・・
あまりにアクの強い写真をお見せしてしまったので、今回はお詫びに筆者の手相を晒しておきます。(実はこれが一番怖かったりして・・・)
本当は両手を見ますが、右手はナイショ。左手はあの悪名高い(?)典型的マスカケで、短い二重感情線があります。右手は変形マスカケなんですが・・・この手相は顔で言えば、いわば小鼻とエラが張っていて額が広く眼光が鋭い、と言ったところかな・・・。
自分で撮ったので姿勢が不自然でうまく撮れてませんが、実は急にこの手を晒したのは、けっこう手相は変わるからです。子供の頃は○で囲った部分が少し途切れていて、親が「もうちょっとでつながるのにぃー」とよく言っていたので、しょっちゅう自分の手を見ていました。それが長じては、他人の手相も見れるようになったのが面白いですが、自然の成り行きですかね・・・マスカケの特徴は割りとよく知られていますが、凝り性でしぶとく、生活力が旺盛で手先が器用だが気分家で頑固。かなり常人とは違うとこがありますね。ダウン症とか猿は全部マスカケだそうですが、仏像の手も全部マスカケで、筆者は鬼神の手という気がします。ただ、良し悪しは手相のタイプではなく、線じたいが美しくクッキリ伸びていることが大切なんですが・・・
この○の部分は、長年の間にけっこう切れたりくっついたりしています。ひどく落ち込んでいる時には、薄くなってほとんど離れてしまったように見えた時期もありましたが、今は完全につながっています。ところが、杖道や剣術の稽古のお陰で左の小指の第一関節は曲がったままで伸びなくなってしまったのですが、これって手相としては果たして・・・???
手相、人相はまた機会がありましたら、ちょくちょくご紹介します。ポイントを抑えればけっこう見れるものですが、あまり線にはこだわらないほうがいいですね。掌全体の印象とか、大きさとか肉付きのほうが大事です。人相観るのもそうです。それではまた。
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