ビギナーの風水学講座:目次

風水暦を使おう

風水暦を使ってみる

本命星が分かり、暦の構造と地図の原理が把握できれば、当サイトの風水暦を使えるようになります。ビギナーの為に、ごく初歩的な風水暦の使い方をご紹介します。
まず、2014年版を例に取ってご紹介しますが、過去の分も基本は同じなので、前の移転履歴がどうだったのか、自分で調べることもできます。ただ、過去のぶんは少し体裁が違う場合もありますので、原則を踏まえて間違えないようにご利用下さい。

1、自分の本命星と月命星を調べる

風水学では二十四節気の区切りで干支暦を使用しますので、特に節の変わり目付近の方は注意して本命星と月命星を確認して下さい。
本命・月命もう一度確認

2、2014年度版風水暦にアクセスし、年盤を確認

まず、八角形の九星盤に注目します。2014年は四緑木星が中宮していますので、この年に生まれた人は本命星が四緑木星ということです。
戌亥(乾=北西)と辰巳(巽=南東)がブルーに色づけされていますが、これは万人共通の凶方位だということです。北西が五黄殺、南東は三碧木星の暗剣殺です。
子(坎=北)方位はグリーンに色づけされています。これは北方位は歳破であり、これも万人共通の凶方位だということです。この盤では吉方位はまだ分かりません。南東に「生」、南西と北東に「天」という赤文字がありますが、これはこの方位に生気、天道という吉神がついていて、凶意はやや軽減されるということです。

3、2014年の表を確認

右側のグリーンの欄は本命星別の表、左のブルーの欄はある程度自分で判断できる人が、自分以外の人の分を判断したり、もっと細かく日盤を調べる為のものです。慣れない方はまず右側の欄だけを使用します。自分の九星の欄をクリックしてみて下さい。もし本命星が一白水星ならば、このページにアクセスしてみます。

4、年盤と月盤を見る

一白水星用の盤では、以下の通りになっています。

本命一白:2014年盤 2014年2月盤 2014年3月盤 2014年4月盤 2014年5月盤









左の年盤では、凶方位はブルーかグリーン、吉方位はピンクになっています。本命一白水星は2014年は西だけが吉方位です。一方、月盤では外側が年盤の吉凶、内側が月盤の吉凶ですので、その両方がピンクになっている月が最も良いということです。上の例だと5月の西方位が年月ともに吉方位だということです。

西以外では、年盤で東が何も色がついていないので、次善の策になります。東が月で吉方位になるのは4月、5月です。


5、日盤を確認する

2014年風水暦のトップページ(手順2)で表の左欄の一番上、または必要な月の部分をクリックします。一番上のページをクリックした場合、各月のぶんが表示されます。
例えばゴールデンウィークの予定を立てようという場合、西と東が使えそうなので、4月と5月の日盤を見てみます。
2014年4月の盤2014年5月の盤

4月の日盤では、4月4日までが赤字表示なので、まだ前月だということです。節入りは:4月5日AM5時47分ですが、いちおう節入り日は動かないことにして、6日以降を4月として考えます。

5月の日盤は4日までが薄茶色表示になっています。これは節入り前だということですが、単に節入り前というだけではなく、この期間は土用期間である、ということです。4月の日盤に戻って確認しますと、17日から土用です。4月17日〜5月4日まで、正確には5月5日PM10時59分まで土用期間だということです。

土用期間は年に4回あり、4月〜5月のぶんは春の土用ですが、土用期間というのは季節の変化の時期で、体調も変化しやすく、運勢的にも不安定になりやすい時期です。毎年、ゴールデンウィークの時期は必ず春の土用期間ですから、あまり旅行や遠出には向かない時期だということになります。


6、点数表を利用する

このサイトでは、本命と月命ごとに、一年間の各方位に吉凶度を点数化したものを掲載しています。これは、他に類を見ないコンテンツで、'99年度のスタート以来、非常に多数のアクセスを頂き、ずっと変わらず多くの方にご利用いただいています。

各本命星ごとに、下に月命ごとの一覧表があります。自分の月命星の部分をクリックしますと、全方位の吉凶が点数化されたものが表示されます。画像形式になっています。

ただ、この風水暦点数表は、非常に細かい計算をして、できるだけ正確を期すようにしており、一般的な吉凶表とは比べ物にならない精度を持っていますが、それでも運命学としてはあくまでも入り口です。前述のとおり、引越しや新築の場合などは、運勢と方位と家相の三本柱がどれも重要だからです。

その為、あらかじめお断りしている通り、風水暦は「消極的使用法」に限らせて頂いています。個人個人に対して、総合判断で一番良い結論を出せるわけではないので、その点はご理解頂きたいと思います。

タオの風水暦の特徴、 風水暦の使い方


また、ご家族での移動、子供さんを伴った移動の場合や、健康状態に問題があったり本当に開運を目指したい方は、ご自分で判断せずに通信鑑定をご利用下さい。微妙な部分のある判断は、プロにお任せいただいたほうが間違いありません。
特に引越しの場合には、方位もさることながら家相の影響のほうが大きいので、あくまでも総合判断が大切になります。

次の段階として、目的地がどの方位に当たるのか、正確を期す必要があります。地図は苦手な方が多いのですが、地図の見方は避けて通れない問題ですので、難しい作業は出来なくとも、少なくともメルカトル地図を使用することのないよう、地図に関する基礎知識をしっかり身につけて下さい。

方位地図を使おうを読む

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