このサイトには、風水、気学、四柱推命、家相、インテリア、地図学、人相学、仏教、武道、神霊的なこと…というふうに、非常にさまざまな内容が含まれています。
また、他のサイトとはだいぶ毛色が違っていると思われることでしょう。
それは筆者が、風水や気学の参考書を引き写ししているのではなく、自分の学んできたこと、興味のあること、日々体験したことなどを、自分の言葉で、納得できることだけを、自分で1から書いているからです。
このサイトに来られる方にも、さまざまなタイプがあります。
「引っ越しするのに良い方位と悪い方位があるなんて初めて聞きました」という初心者から、気学のプロ級の方まで千差万別です。
中でも一番多いのは、自分の本命星だけは知っているし、何となく吉方と凶方があるのも知っている。しかし、きちんとした判断のしかたは知らないのでもう少し知りたい、という方々です。
注意して頂きたいのは、このようにいろんな内容が含まれ、来られる方も千差万別である為、系統だった構成になっていない、ということです。
「風水学講座」にもいろんな内容がありますが、一章一章が独立しています。基本的にどこから読んでも構わない、ということです。
運営していて、よくお便りを頂く中でけっこう多いのは、「前はよく分からない、スンナリとは受け入れられなかったことが、最近急にスッと理解できたり、興味が出てきた」というお便りです。
余りにいろんな内容が含まれているので、ユーザーの方も人生の岐路に差し掛かった時、意識の変革があったりして、そういう結果になるのでしょう。
ですから、その時その時に、皆が自分なりに楽しみ、理解していただければよいと思います。人生は長く、また短いのです。急ぐことはありませんが、あまり怠けていてもいけません。
またここで筆者が申し上げたいのは、せっかくこのサイトに来られても、あまりに即物的に、すぐに使える部分、読み易い部分だけを拾い読みをして済ませてしまうと、このサイトの特徴は生かせない、ということです。
ここに来られてすぐに、ここは腰を据えて読むタイプのサイトだと感じて、じっくりと読んで下さる方が多いのはとても嬉しいことですが、そうでない場合もあるのは残念なことです。
「風水学とは何か」でも最初にお願いしていますが、このサイトはスマホや携帯で読むには向いていません。昔から頻繁にスマートフォン用のサイトは作られないのですか?と言われていますし、時代はモバイル、ということはよく認識していますが、サイトの内容そのものがインスタントでない以上、このサイトはこのままで良いと思っています。
もしモバイル用を作るとしたら、全く違うコンセプトで作成するだろうと思います。
風水暦だけを、その時その時の必要に応じて使用されるという方法も良いですが、方位や家相というものを「運命学」の一部として捕らえている、という前提で、全体を受け止めていただければ、また感じ方も違ってくるかもしれません。
時々細かい質問をいただく場合もありますが、一般の方は知識にバラツキがあるため、急にマニアックで高度な質問や、ごく些細なことに囚われた質問が飛び出したりしがちです。
基礎が身についていない場合、自分の質問の難易度がはっきりしないようです。また、気学や風水に使う言葉の意味や使い方も曖昧なので、なかなか正確にはお答えしづらい、というのが、初心者、一般質問の特徴です。
そのため、系統立てた判断法、講義は、通信講座のほうで行っています。
サイト上に掲載するのは、ごく基本的なことと、風水学周辺の話や、より普遍的な内容です。
個人的なご相談は、通信鑑定でお受けしています。当サイトの通信鑑定は、一般的なマルバツ式の吉凶判断ではなく、当人の運勢(命理)をバックボーンにしていますので、一般的な気学の鑑定とは少し違います。
運勢は個人によって全部違いますので、市販の気学の吉凶表のように、九種類だけですべて判断できるわけではありません。
人間の運命というのは総合的なもので、方位や家相だけで成り立っている訳ではありません。姓名判断だけでも解決はしません。
本を読んで一部のことは分かっても、総合判断がなかなかできない…そこがプロとアマの違いです。
その為、当サイトの通信講座は、命理と方位と家相を全く別のものとしては扱わず、「陰陽五行学」の立場から、より幅広い物の見方が出来るように、という趣旨で行っています。
このサイトで繰り返し述べている事ですが、風水を学ぶのは運命を転換する一つのきっかけであり、一つの手段です。風水も運命学の一部であり、方位だけ取っても、運命学や人間と切り離して存在するものではありません。
吉凶判断というのは、その人個人を総合的に見て初めてできるもので、方位だけで運命が成り立っているわけではありません。
専門的になりますが、東洋運命学には「命・卜・相」の三種があります。気学と風水、方位学というのは、三者の中では「相」に分類されます。つまり、原因ではなく結果なのです。
「相」というのは、「相は性に従って生じ、性は相に従って生ず」という通り、根本的な性質と比例しているものです。これを気学や風水にあてはめて考えてみますと、方位が、家相が悪かったので運命が狂ったわけではなく、もともと当人が凶方に行くような原因を持っているので、その結果として凶方へ行くような流れになるもので、決して根本原因ではありません。
しかし、運命学に関心を持ち、正しい努力のしかたを考え、自分の物の見方までも考え直そう、という意識が出て来る時期は、運命の曲がり角と言ってよいでしょう。運命学を学ぶ意義を考えてみると、そのあたりにヒントがあるかもしれません。
風水に関しても、浅い知識でいたづらに物理的な利益だけを追求するのは、非常に危険なことです。バランスの取れた物の見方ができているか否か、が一番大切です。
越法(おっぽう)、という言葉があります。
教える側も、基本的なことを知らない人に高度なことを断片的に教えるのは、法の垣根を越えることであり、してはならないことです。例えば小刀の使い方もままならない幼児に大きな日本刀を持たせれば、まだ日本刀を使う力が備わっていないので、やたらに振り回せば怪我をします。
このあたりは、口伝でしか高度な技術は与えられなかった時代から、ネットで誰でも情報を発信でき誰でも受け取れる時代に変わってきた、最大の問題点ではないでしょうか。
このような考え方から、このサイトは「風水学」と銘打ちながら、意識的に話を気学から陰陽五行へ、陰陽五行学から仙道五術へ、そして普段の生活の方へと話を広げています。運命学とは全く関係のない、全く別の趣味の話題にも、力を入れています。
あまり焦らずに、楽しみながらお付き合いいただきたいと思う次第です。
風水暦は1999年3月のサイト立ち上げ以来、毎年掲載していますが、思いのほか沢山の反響を頂き、さまざまなサイトや雑誌でも紹介して頂きました。
その反面、風水暦をそのまま使って引っ越しや海外旅行を計画される方も多く、その影響の強さに驚いております。
ただ、その時々で少しづつバージョンは違います。その年の風水暦のトップページを見て頂ければ、その風水暦を作った時の基準、考え方が分かる筈です。
過去のぶんを調べる場合は、新しいぶんと全く同じではありませんので、その年の注意書きを確認していただきますように、お願いします。
◆節入り時刻は、過去の風水暦は古いままになっていますので、最新のデータに読み替えて下さい。本命・月命早見表で再度ご確認下さい。
個人ですべて作成しているサイトですので、至らない部分もありますが、このサイトが少しでも皆様のお役に立てますよう、筆者自身のライフワークとして、楽しみながら今後も作成していく所存です。
どうぞ、ゆっくりと楽しみつつ、少しでも普段の生活の中に役立てる部分を見つけだしていただければ、幸甚です。
「2014年5月改訂」
タオの風水学教室TOP|サイトマップ | 関連項目:風水学講座 | ||
現在このサイト内にいる人は | 人です♪ | ||
Copyright (C)1999-2009 TAO AllRightsReserved. http://www.kumokiri.net/ |