このサイトに初めて来られる方にも、さまざまあると思います。
「引っ越しするのに良い方位と悪い方位があるなんて初めて聞きました」という初心者から、プロ級の方まで千差万別です。
中でも一番多いのは、自分の本命星だけは知っているし、何となく吉方と凶方があるのも知っている。しかし、吉方と凶方のきちんとした判断のしかたは知らない。
あるいは、本命星による吉凶は知っているが、本によって書いてあることがまちまちなので、今一つ自分で正確な判断をする自信がない。
また、本命星のほかに月命星とか定位盤、他のいろいろな要素があるらしいので、それを詳しく知りたい、という方です。
このサイトの「風水学基礎講座」は連載でスタートしたため、思いつくことをその都度書き連ねており、系統立った講義ではありません。またサイトを訪問なさる方にもさまざまな方がいらっしゃる為、それぞれが、自分の段階なりに理解していただくという方針です。
現在までサイトを運営してきた経緯を踏まえて、今後のテーマや方向性について、少し考えてみたいと思います。
一般の方の質問や通信講座運営の上で感じることですが、一般の方はどうしても、このサイトに来ても、すぐに使える部分、面白く読める部分に集中してしまうようです。その結果、基礎的で大切なことであっても、実用的でないと、サッと読み飛ばしてしまう傾向が出て来ます。
逆に、専門家でも後回しにするような非常に細かいことを、熱心に尋ねて来られる方もあります。
質問やリクエストというのは、一般の方は知識にバラツキがあるため、基本的なことを知らないままに、マニアックで高度な質問が飛び出したりします。
また、質問の難易度や、自分の質問がどの分野に属することかが分かっていないのが、初心者、一般の方の質問の特徴です。運営する側としましては、相手のことが分からない状態で、すべて誤解の無いよう、こと細かにお答えして行くことは至難の技です。
そのため今後は、系統立てた講義や質問の受付は、個人の特定とケアの可能な、通信講座のほうに譲る方針です。
サイト上に掲載するのは、ごく基本的な判断法と、風水学周辺の話や生活に取り入れる上での心構えを中心にしています。
他のコンテンツとしては、判断のいらない各種データベース的なものと、エンターテインメント系のコンテンツに力を入れてゆく予定です。
またよく問題になる、移転、旅行で凶方へ行ってしまった場合についても、ゲストの部屋(現在はバラエティルームの体験談、投稿に移動)の方で、掲示板の書き込みに対するお答えの中で、多少触れております。特に他のサイトで「本命殺方位へ行くと必ず○年以内に死亡する」などと書いてあるのを鵜呑みにして、不安に陥る方があったり、反対に「吉方へ行ったのだから必ず良縁が授かる筈なのに当たらない」とおっしゃる方もあり、今更ながら、バランスの取れたものの考え方が一番大切だと思う次第です。
このサイトで繰り返し述べている事ですが、風水を学ぶのは運命を転換する一つのきっかけであり、一つの手段です。風水も運命学の一部であり、運命学は人間と切り離して存在するものではありません。
しかし、人間の運命というのは総合的に見なければならず、方位や家相だけで成り立っている訳ではありません。姓名判断だけですべて解決する訳でもありません。
「この部分が悪いが大丈夫でしょうか?」とおっしゃる方を、私が改めて見ますと、問題はその場所ではなく、全く別のところに本人が気づかない大きな欠陥があったりします。
本を読んで一部のことは分かっても、総合判断がなかなかできない…そこがプロとアマの違いです。吉凶判断というのは、その人個人を総合的に見て初めてできるもので、方位で運命が成り立っているわけではありません。東洋運命学に「命・卜・相」の別がありますが、方位というのは三者の中では「相」に入るものです。
相というのは「相は性に従って生ず、性は相に従って生ず」という通り、もともと当人が凶方に行くような原因を持っているので、その結果として凶方へ行くような流れになるもので、決して根本原因ではありません。当人が凶方に行くような因縁を持っており、その結果として凶方位に行き、方位に応じた結果が出てくるものです。
風水に関しては、いたづらにマニアックな追求のしかたをするのは、非常に危険なことです。バランスが一番大切です。また、教える側も、基本的なことを知らない人に高度なことを断片的に教えるのは、法の垣根を越えること(越法=おっぽう)であり、してはならないことです。越法というのは、例えば小刀の使い方もままならない幼児に大きな日本刀を持たせるようなもので、道具に応じた使い方ができないままに高度な道具を振り回しても、怪我をします。当然、当人も与えた人も、それなりの報いを受けます。
このあたりは、口伝でしか高度な技術は与えられなかった時代から、ネットで誰でも情報を発信でき誰でも受け取れる時代になった、最大の問題点ではないでしょうか。
このような考え方から、このサイトは「風水学」と銘打ちながら、意識的に話を気学から陰陽五行へ、陰陽五行学から仙道五術へ、そして普段の生活の方へと話を広げています。運命学とは全く関係のない、全く別の趣味の話題にも、力を入れています。
あまり焦らずに、楽しみながらお付き合いいただきたいと思う次第です。
このサイトは1999年3月に立ち上げましたが、思いのほか沢山の反響を頂き、さまざまなサイトでリンクして頂き、メジャーな雑誌でも紹介して頂きました。
その反面、風水暦をそのまま使って引っ越しや海外旅行を計画される方も多く、その影響の強さに驚いております。
特に、他に類を見ないこのサイト独自の「タオの風水暦」は、非常なアクセス数を維持し続けています。その時々で少しづつバージョンは違いますので、サイト内の場所によっては、少し説明のしかたが違うかもしれません。ですが、その年の風水暦のトップページを見ていただければ、たぶん最新バージョンになっている筈です。
いたずらに方位によって右往左往したりパニックになったりすることなく、かといって方位を軽く見ず、風水や東洋運命学を、皆さんの納得のいくよりよい方向でご利用いただけますよう、また、更に関心のある方は踏み込んで学んで自分なりの何かをつかむことができますよう、願っております。
個人ですべて作成しているサイトですので、至らない部分もありますが、このサイトが少しでも皆様のお役に立てますよう、筆者自身のライフワークの中心として、楽しみながら作成更新していく所存でございます。どうぞ、ゆっくりと楽しみつつ、少しでも普段の生活の中に役立てる部分を見つけだしていただければ、幸いでございます。
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