「一人暮らしの風水」

引っ越しの計画



引越しの一番簡単なのが一人暮らしの人で、また一番大変なのも一人暮しの人です。その理由はこのコーナーを読んでいるうちに判ると思いますが、まず引越しをスムーズに運ぶには、予定をしっかり立てることです。
当たり前のようですが、この予定の中には思いがけない事も出てくると思いますので、必ず引越しに関する章は通読するようにして下さい。


1、方位を見る

引越しの場合は、何よりも方位が一番大切です。引越しは運命を変えるほどの力がありますから、まずこのサイトの風水歴で、引越しできる方位を調べ、必ず守ってください。
本命星によっても違いますが、吉方の少ない本命星の人は、出来れば二〜三年前から大まかな計画を立てることをお勧めします。
そして、チャンスがある時には、無理をしても必ず引越して下さい。お金がなかったり、仕事が忙しかったり、別の用事が出来たりしても、何とか頑張って引越して下さい。風水暦でも、移転に向いた吉方はそう多くない筈です。

具体的には、引っ越し可能な年月と方位を探し、その期間内に探し、引っ越しをすることが条件です。契約の日だとか、移転届けの日付などは一切関係ありません。
ここで重要なのは、その部屋に関する情報に、いつ出会ったかということです。実際に引っ越しする時期が吉であることはもちろん必要ですが、その部屋に初めて具体的接触を持った日が重要です。
「あの辺に部屋、空いてるよ」ぐらいなら具体的に接触したことにはならないでしょう。
しかし家賃を聞いて見取り図を見て、この部屋にいつから入れるか、という話に進むと、もうその時点でその物件に接触したことになります。
友達が入居していて、前からその物件を知っていた場合などは少し曖昧になりますので、入居の取り決めをする時期、引っ越しをする日が吉であれば大丈夫です。
しかし、だいたい何月にこの方位に引っ越しをする予定だから前もって探しておこう、というのは、探した時期にその方位が五黄殺であれば五黄殺になります。探した時期が吉でも凶でもなければ、吉の時期に引っ越しすれば問題ありませんが、原則はあくまでも、吉の時期に探して吉の時期に引っ越しすることです。
引っ越しの場合、日はあんまり関係ありません。年月が吉であれば何日でも大丈夫です。

吉も凶もすぐには影響は出ず、四カ月後、七カ月後、九カ月後にその効果が出ます。月の方位の影響は4〜5年、年の方位の影響は20年くらいにわたって出ます。詳しくは「方位効果はいつ出るか」をお読み下さい。
地図は八方位に分けてありますが、分けた境目の線の近くは使わないことです。その方位のなるべくど真ん中で、距離も遠い方がその方位の効果が顕著に出ます。なお方位は、あくまでも自分の寝泊まりしている場所から見ます。タオの風水暦「方位の分け方」をご覧ください。


2、具体的な部屋探し

部屋を探すのは、この場合は大体の場所が決まっているのですから、その土地に実際に行って、土地の物件を多く持っている不動産屋を回るのが一番です。
とにかく、足で稼ぐことです。情報誌でもいいのですが、宣伝のわりに情報誌の情報は少ないのです。インターネットも当てになりません。どちらかというと、良い物件は情報誌に流れる前に決まってしまいます。
誰かに知り合いの不動産屋を紹介して貰うというのは皆考えることですが、基本的に、紹介だからといって優遇してもらえるとは思わない方がいいでしょう。
地元に密着した独立営業の不動産屋では、紹介ということで親切に探してくれるところもありますが、大手の不動産チエーン、つまり聞いたことのある有名な看板を掲げている業者は、ほとんどそんなことはありません。マニュアルに添って入居者を募り、審査するだけです。
とにかく、必ず一度は実際にその土地に足を運んで、駅前の不動産屋を全部回って、物件のありそうな店、親切に相手にしてくれそうな店に目星をつけ、いろいろ聞くといいでしょう。


3、部屋の条件

第一印象……物件の良し悪しは方位だけでなく、とにかく、パッと見て明るくさわやかな感じであることが大事です。そのビルに入っている人や会社が繁栄していればいいのですが、暗く陰気な感じで、景気の悪そうな感じのところは避けた方が良いでしょう。これは新しいか古いか、造りが豪華か安っぽいかということとは違います。抽象的かもしれませんが、第六感で何となく嫌だなあ、という感じがしたら止めたほうが良いでしょう。

風水で見ると……風水的な常識があります。行き止まりの場所だったり、極端に変形した部屋やビルは悪相です。中でも三角形の土地やビルには精神異常の暗示がありますので、たとえ自分の部屋が良くても避けてください。それからよく言われるように、凶悪な事件のあった後とか、倒産、破産した会社の後ももちろん良くありません。

宗教感覚を大切に……どんな場合でも、宗教的なものの傍は注意して避けてください。墓地のそば、キリスト教会のそば、新興宗教のそばなどは、悪い気が満ちていて運命に悪影響があります。
特に新興宗教の教会は数が多く、一般の家を教会に流用している場合が多いので、判りにくいと思います。現在、すぐ傍にそういう教会があるとか、入居した後で気づいたという方は、特別な「霊符」を造りますので筆者までご相談ください。(これは非常に手間と時間がかかる上に、筆者とその「霊符」につながりが出ますので、全てお引き受けするわけではありません。通信鑑定を依頼されてIDナンバーをお持ちの方のうち、どうしても必要と判断する場合に限らせていただきます)
宗教的なものの中でも、神社は比較的良いでしょう。むしろ土地神さまは大切にしなければ、何事も無事、発展は望めません。ただしこれも判断は難しく、その祭祀された由来によっては、却って災いを呼ぶ場所もあります。

有名な例では、平将門を呪詛によって倒すために不動明王を祀った成田山、その平将門の崇りを鎮めるために祀られた神田明神の例があります。
「明神社」とつくのは崇り神を鎮めるための神社で、「何々さま、どうぞ呪ったり暴れたりして災いをもたらすのはやめて、静かにお眠りください」という目的の神社です。一般の人が、家内安全とか商売繁盛を願うのは見当ハズレどころか、怖いことになりかねませんのでご注意下さい。(よく似た言葉で、大明神というのは神の威徳をあがめる言葉で、明神とは異なりますのでお間違えのないように)

部屋の最低条件……部屋の形は、ビルや土地と同じように東西に長い長方形が大吉です。南北に長いのは小吉です。真四角は動きが取れなくなる相ですし、極端な出っ張りや欠け込みがあると凶です。三角形はさきほども述べたとおり最悪です。
家相で特にチェックするのは、出入り口と水場(トイレ、台所、風呂場)の位置です。出入り口は南東、東、南が吉で、北東、南西、西が凶です。水場は南東、東が吉で、北東、南西、南、西は凶です。こう言うと、本当に条件が難しくなりますし、実際には選んでばかりもいられないと思いますので、最低限の条件を言います。
まず前提として、一人暮しの方はワンルームが多いと思いますが、ワンルームの場合、構造からいって完璧な家相はありえません。南東が玄関なら、北西がベランダになり、凶です。日当たりが良く好まれる南東のベランダですと、反対に北西が玄関になり、もっと凶です。
そこで、最低限の条件を挙げます。一番大切なのは北東(鬼門)です。ここが玄関、水場になっておらず、しっかり壁になっている部屋を選んでください。北東に玄関、水場の集中する家が最悪です。
その次に、南西の裏鬼門が、やはり、玄関、水場でなく壁になっていることです。他の方位は、その方の性別とか条件によって大切にする順序が異なります。
北東、南西が窓の場合は、しっかりカーテンを閉めて(出来れば板で塞いで)重量感のある本棚や箪笥を置くことで、かなりカバーできます。詳しくは風水学講座で順次ふれてゆく予定です。

あまりに沢山条件があり、迷ってしまうと思いますが、重要度の順番は記述した順です。
窓の位置が悪いとか、寝る頭の向きがどうとか、挙句の果てはトイレに花を飾るとお金が入るなどと、風水以前の風水もどきが流行っていますが、くれぐれも事の重要性を間違えないようにしてください。
とっつき易いものにすぐ飛びつきたくなる気持ちは判りますが、絵や赤い花を置いたくらいで、そうインスタントに運命が変わるものではありません。ものごとの価値をわきまえる智恵と、それなりの努力が必要です。

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