◆おぼえ書き◆

◎この資料は2009年11月時点での最新データにより作成しています。過去の表とは一部変わっていますので、どなた様も今一度ご確認下さい。

◎誕生時間が節入り前後の人は特に注意して調べて下さい。誕生日、月とも変わってくる場合があります。

◎誕生時間は2時間区切りです。(例:午前1〜3時が丑の刻)。従って偶数時間に誕生した人は時間が多少アバウトでも構いません。しかし奇数時間付近の人は、必ず出生地の時差を考慮し、標準時から自然時に直してご判断下さい。

◎自然時の計算方法は「誕生時間を正しく修正しよう」をご一読下さい。


占術の暦の話

占術の世界で、暦の問題はなかなか厄介です。じつは占術の的中度は、ひとえに暦の精度にかかっていると言っても過言ではありません。

※九星に関しては、日盤が流派によって全く違う場合がありますが、年に二回、陰遁と陽遁が切り替わるタイプが正しい暦です。

ここでご紹介している節入り時刻とは、二十四節気のことですが、二十四節気暦は、大きく分類して二種類あります。定気法恒気法(平気法)です。

二者の違いは、定気法が春分点を起点として太陽黄経で等分するのに対し、恒気法は冬至を起点に、時間で等分するということです。
太陽黄経とは、地球からみた見せかけの太陽の運動方向を角度で表したものですが、ここで問題になるのは、黄道が正円ではなく楕円であるということです。楕円の場合、太陽が地球から離れている時期よりも、近い距離にある時期のほうが、通過時間が短くなります。従って、定気法では、時間は等分にはなりません。

角度で等分すると、軌道の長さは等分にはならない。

このように、両者は起点も違えば節と節の間の時間も違います。これが定気法と恒気法のずれの原因であり、定気法を空間分割法、恒気法を時間分割法と言えば理解しやすいでしょう。

農業暦はもともと恒気法であり、算出のしかたが簡単なせいもあって、深く生活に溶け込んでいました。しかし天文観測が発達するにつれ、より正確だが複雑な計算の必要な定気法に切り替わってきました。1844年に施行された天保暦から、定気法が採用されています。
そして、占術の世界でも次第に、定気法を用いた暦が主流になってきました。

暦は正確第一が当然です。しかし四柱推命などの東洋占術理論が確立したのは定気法暦が使われだした時期よりもずっと前です。
これは考え方によっては、恒気法の理論と実証に基づいて占術理論が確立された歴史があるのに、立命の元となる暦だけを別の方式に切り替えてしまったのでは、どこかに齟齬が生じる可能性も否定できない、ということも言えます。

現在残っている古い占術書でも、まだ万年暦に恒気法を採用しているものがあるのも、それなりの理由があるのでしょう。
もし占いの結果が今ひとつピンと来ない、という場合は、恒気法で命式を出してみるのも一興かもしれません。

「2009年11月記述」

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