ディープな話


美人の系譜  2024/06/19
運命を観る、ということ  2024/05/11


美人の系譜
今日はたぶん、あまり他では聞いたことのない話かもしれません。
皆さん、本当に自分の目を疑うような美人って、お目にかかったことありますか?
おおかたの人は、「美人たって、人それぞれ好みとか見方が違うから、自分が美人と思えば美人じゃないの?」なんてとこで、済ましてしまう人が多いと思いますが、そういう話ではないのです。


もう誰がどこからどう見ても、正真正銘、言葉で表現するとしたら「絶世の美女」なんて、平凡すぎて恥ずかしい表現しか出てこないような美人が、世の中には存在するんです。
これ以上、何と言えばいいのか分かりませんが、とにかく、たぶん皆さんが想像するのとは、全くレベルの違う世界の話です。


「女優で言うと、例えば誰ぐらい?」
とか、そんな事を言ってはいけません。


はっきり言って、芸能界には大した美人は居ません。
どちらかと言うと、片親だとか、コンプレックスを抱えた人が多いですし、基本的に芸人は売り物です。別に、春を売るとかそんな話ではなくて、人目に晒され、顔と名前を売ってなんぼの商売です。
人間でも物でも、本当に価値のあるものって、売り物としてはなかなか出てきませんよね。


人相学的な見方としては、知性の高い人ほど、顔立ちが整っている、というのが一般的な話です。
ですから、「ブスだから勉強だけは頑張って頭が良い」というのは無いんです。
美人ぶりが表面に出ない人は居ますが、正真正銘のブスだけど頭だけ良い、というのは、セオリーから言って成り立ちません。


当サイトは90年代から運営していますが、初めてオフ会を催した時、一人の男性が、「会員さんに余りに美人が多くてびっくりした」と言っていました。
それは、当然、そうなります。


今でこそ、インターネットなんて、猫も杓子も接続してますが、90年代にPCを購入してインターネットに接続し、何か新しい世界を探して飛び込んでみよう、なんて人は、いろんな意味で、けっこうグレードの高い層でした。
皆さん、今はだいたい、社会的にもそれなりの立場になっておられます。


人相と知性の話はそんなところですが、今回私が言っているのは、それともまた違います。
羽衣伝説に出て来る、天女みたいな美人の話です。
まさにその人の周りだけオーラが違うというか、完全に別世界の住人です。
その人を見たら、芸能人なんて即座に、尻尾を撒いて退散することでしょう。


普通の生活をしていると、まずそんな人に出会う機会はありませんが、私が何故そんな人を知っているのかというと、占術の世界に入ってからのことです。
その辺の素人占い師ではなく、けっこうディープな占術の世界に縁が出来ると、自然と、神霊世界にも縁が出来ます。(心霊と神霊は別物です)


そういう人達が一堂に会し、研究や報告を行う為に、きちんとした団体があります。マスコミの喧騒とは別の世界ですので、もちろん、テレビや雑誌で報道されることもありません。


一番しっかりした霊能者団体は、大本教関係者が主宰していて、東京都の所管になっていますが、素人さんがドッと押し寄せたら困りますので、具体的なことは伏せておきます。


それらの、いわゆる霊能者と言われる人達の出入りする世界を覗いてみると、明らかに住人の層が違います。
本物の美女というのは、そんな中にさり気なく混じっていますが、今までに本当に絶世の美女だなあ、と思うのは、二人でした。


一人はさる政治団体主宰者の奥さん、もう一人は宗教系大学の学長の奥さんでした。
もう、お金にモノ言わせてずるーい、とか言うわけではなく、地位も名誉も知性も兼ね備えた人達なので、やっぱりねー、という感じです。


政治団体主宰者のほうが、道場関係者だったので、大きな演武会の時に、その奥さんも来られました。政治団体と言っても、その辺の与党とか野党とか泡沫政党ではなく、地元に根付いた由緒ある組織です。


私もちょうど受付に居たのですが、その時に受付した人、周りにいた人達がみんな、「え?今のは誰?え?え?誰なの???いったい何が起こったの?」と、目をパチクリしていました。


当人は、ごく普通の主婦の生活をなさっていますが、この奥さん達の姿を見ただけで、思うところがあります。付け焼刃の金や権力だけで、人間世界の頂点に登れるわけではないし、十界互具の思想では、神の世界が「天に住む人間」と定義づけされているように、神霊世界と人間世界は繋がっているのだと、如実に分かります。


この話は、どっちが美人だとか嫉妬するなんて、すごくレベルの低いドングリの背比べだなあ、という話であると同時に、世の中のディープな部分の根幹は、政治と宗教が握っているのだなあ、と言うお話でもあるのでした。
Date: 2024/06/19
【ディープな話】


運命を観る、ということ
今回は、少し重いお話。
書こうかどうしようか、迷ったんですが、この問題に気付いていない人もあるし、その割に、私自身、かなり重く受け止めている問題でもあり、少しやんわりと書いてみることにしました。
どうせ、分かる人にはすぐに分かるでしょうが、あんまり具体的にはっきり書くのも憚られるので、気休め程度にぼかしながら書きます。

運命鑑定メニューの中に、自分の過去の出来事を振り返りながら、本来の運命の流れと見比べてみる、という項目があります。
ぼかすなんて言いながら、どうにもぼかしようがないので、自分でいったいナニをやりたいんだ?状態ですが、けっこう大勢の人に影響する問題なので、ゴリ押しして書きます。

これ、当人に教えてもらった経歴と、四柱推命で導き出した長期の運勢を突き合わせるので、私自身、思っていなかったような深読みと裏付けが出来て、けっこう濃い鑑定に仕上がったなあ、という感じがしていたんです。

そう、最初のうちは…

そのうちに、経歴を記入してもらうシートを送ったのに、かなりの長期間、戻ってこないものが、少なからずあるのに気づきました。
忙しいんだろう、ぐらいに軽く考えてたんですが、お窺いを立てたり、家族に様子を尋ねるうちに、どうも思っていた状況とは違うようです。

シートが戻ってこない人が、ほぼ全員、なんだか、思い出したくない、書きたくないことがあって、書かない、書けないようなのです。

さすが、のんびりした私も、ここに至って、やばい、と気づきました。
自分の過去をきちんと振り返ることのできる人って、どちらかというと、精神的に強い人であるか、或いは大きな傷を負っていない人なんです。
逆に言うと…

分かりますよね?

だったら、そんな鑑定、頼まなきゃいいじゃないか、と、ドライな人は言いそうですが、当人も最初は軽く考えていて、ここまできついものだとは、思っていなかったようなのです。

改めて、運命にタッチするって、恐ろしいものだと思いました。
世の中にはカウンセラーとか、精神科医とか、私と少し共通項のある職業もありますが、こういう問題ってどういう姿勢で臨まれているのでしょうか。
何かご意見のある方は、どうぞ遠慮なくご連絡下さい。
貧しいながら、両親に大切にされて育った、私のような迂闊者には、思いもかけない事態でした。

仏教に「観世音菩薩」という有名な菩薩が出てきます。仏や菩薩にもいろいろタイプがあって、観世音菩薩は、仏の教えを広く知らしめるのが役割です。広宣流布が役割ですから、相手に拒絶反応を起こさせては、何にもなりません。相手に応じて、違和感の無い、その世界に馴染みやすい姿で登場することになっています。
私のやっていた事って、何のことはない、拒絶反応を呼び起こす事、そのものではないですか…。

この観世音菩薩、通称「観音さま」の名称って、何気なく呼んではいますが、けっこう意味深なのです。
法華経では「観世音菩薩」になっていますが、般若心経では「観自在菩薩」になっています。

どちらも同じ菩薩を指しますが、サンスクリット語は「アバロキテシュバラ」。これを中国語に訳す時点で、訳者によって微妙に違いが生まれました。

一般に流布している般若心経は玄奘三蔵訳で「観自在菩薩」、鳩摩羅什訳の般若心経では「観世音菩薩」になっています。

「自在に観る菩薩」と「世の音を観る菩薩」。
実は、この違いは、とても大きなものなのです。
なんて、分った風なことを言っていますが、私自身だって、どこまで本当に分かっているのかは、怪しいものです。ですが、だからと言って沈黙してしまう訳にもいきません。

「音を観る」とはどういうことなのか?
「観世音菩薩普門品第二十五」に、なぜこの菩薩を「観世音菩薩」と呼ぶのか?という問いが出てきますが、その続きを読んでも、分ったような、分らないような…。でも、そんな簡単に分って、すぐに完璧に解決してしまうようなお利口さんになるのは、とても危険なことなのでしょう。

愚の骨頂の鑑定メニューは取り下げますが、なんだかんだで、最近は、読経の修行と易の勉強に、改めて頑張っています。
Date: 2024/05/11
【ディープな話】


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