000986

タオのWEB日誌+


デッドゾーンが現実だったら?  2025/08/01
おみくじゲストブックが復活しました。  2025/06/19
WEB日誌プラスをスタートしました。  2025/06/15
抜歯がえらい難行苦行だった。  2024/10/28
美人の系譜  2024/06/19


デッドゾーンが現実だったら?
年々、夏の暑苦しさがひどくなり、今年も「忍の一字」という感じの日々ですね。
コロナ禍が一段落ついたかと思いきや、アメリカ&中国という大国が浮足立っているので、日本での生活は、他国よりはたぶん、だいぶマシなのかな?と思って過ごすしかない状況です。

アメリカも第二次トランプ政権がスタートしてから半年を過ぎ、日米関係という大船に乗った積りでいたものが、どんどんおかしな事になってきています。
筆者は、前はトランプ贔屓だったので、第二次も期待していたのですが、さすがにちょっと不安を感じざるを得ず、これはたぶん、似たような方が多いのではないでしょうか。
個人的には、ひょっとしたらアルツハイマーではないのか?という懸念もあり、あるネット記事で「最も危険な暴走老人になる可能性が…」なんていうのを見かけて、かなりイヤーな気分になりました。

そういう怖い印象を持ってしまった一因として、今回お話しするドラマの事があります。ドラマチックな話なのではなく、文字通りドラマなのですが、もしかしたら、この記事の写真を見て既に、分かる人には分かっているかも…

筆者はスティーブン・キングの大ファンなのですが、彼の作品の中でも、特に抜きんでた逸品と言えるものの一つに「デッドゾーン」があります。キング作品の映画化は、ある要素の為に意外に難しく、原作は良いのに映画は駄作、というものが多いのですが、このデッドゾーンは、映画ともども出来の良いものの一つと言えるでしょう。
1983年作、デヴィッド・クローネンバーグ監督、クリストファー・ウォーケン主演です。
せっかくの名作なので、余計なネタバレは控え、皆さん自分で見て読んで、楽しんで頂きたいのですが、やはり今回のテーマを理解して頂く為には、必要なぶんだけは解説せざるを得ません。

一番上の画像は、トランプ氏暗殺未遂事件の瞬間を見事に捉えた、まさに歴史的な報道写真です。私はこの写真を見た瞬間から、デッドゾーンのあるシーンと、この写真がピッタリ重なってしまい、どうしても切り離すことが出来なくなってしまいました。

デッドゾーンのストーリーは、ある若い男性が事故に遭い、5年もの昏睡状態を経て目覚めるところから始まります。5年の間には、婚約者も家族も離散し、自らの生きるよすがを見失ってしまった彼ですが、ある事件をきっかけに、自分が手を触れた相手の未来を、予知する能力を授かった事に気づきます。
その能力は、見たくないものを見てしまう事にも繋がり、人間関係をも壊し、彼を苦しめます。しかし、彼なりに社会に役立ててゆくことで、何とか自分の中で折り合いをつけようと努力します。ところがある日、仕事先で紹介された新進気鋭の政治家と握手した瞬間に、この政治家が、世界を滅亡へと追い込む危険思想を持っていることを見抜いてしまうのです。

そこで彼は、悩んだ結果、ある行動に出ることを決意します。これがラストの悲劇へと繋がるのですが、クリストファー・ウォーケン演じる主人公と、マーティン・シーン演じる、カリスマ政治家のキャラクターともうまくマッチして、哀愁と悲壮感の漂う、心を抉られるようなラストシーンになっています。

私はトランプ氏狙撃のあの写真を見た瞬間、この映画と完全にシーンが重なってしまいました。そこで、何度も再生し直して、構図の似たシーンを探したのですが、構図に関しては、私の頭の中で合成されたものだったようです。
2枚目が野外選挙活動の様子、3~4枚目が悲劇の現場、5枚目は彼が命を懸けて守った未来でした。ストーリーと言い、役柄と言い、うわー、もう、はまりすぎーい!と、叫ばずにはいられませんでした。

マーティン・シーン、けっこう悪役似合いますね。それも単純な悪役ではなく、権力の座にありながら問題もあるという複雑さも出せて、もう凄いですよ。
そしてもちろん、クリストファー・ウォーケンの素晴らしさ!
彼の役者人生の中でも、屈指のはまり役なのではないでしょうか。(勝手にそういう事にしてしまいます。)あの神経質というか、繊細さと芯の強さを兼ね備えた独特の存在感は、他の追随を許しません。

しかしながら…、考えれば考えるほど、デッドゾーンがドラマでよかったわー……
だって、マーティン・シーンだけ居て、クリストファー・ウォーケンが居なかったら、世界はどうなっちゃうんでしょうねえ。
皆さん、是非とも見て下さいね。デヴィッド・クローネンバーグ監督の「デッドゾーン」ですよ。アマゾンプライムで、200円でレンタルしてます。
Date: 2025/08/01
【時事ニュース】 【映画の話など】 【読書の愉しみ】


おみくじゲストブックが復活しました。
サーバ引っ越してからCGI類が動きにくくなり、更に自分の体調不良が重なってほっぽらかしでしたが、やっとおみくじゲストブックを復活させました。

観音力みくじのほうも、復活させた途端に投稿があり、本当に有難い限りです。これから他の部分も改めて整理し直して順次復活させてゆきます。
Date: 2025/06/19
【新着とお知らせ】


WEB日誌プラスをスタートしました。
何度目か、という感じですが、前のWEB日誌をこちらに変更しました。
最近は、ブログや新着情報のスクリプトで自由に使えるものが本当に少なくなりました。要因の一つとして、昨今のボット嵐やらハッキング騒動で、動くサイト構築のハードルが高くなり、昔のように趣味でスクリプト配布する、というような世界がほとんど消滅している、ということがあります。もうSSL非対応のサイトは問題外で、維持費用もそれなりになっていますし。

このCGIも、元はだいぶ古いものですし、いまどきCGI?なんて言われちゃいそうですが、老舗サイトのもので、信頼性は高いほうです。CMSシステムはどうも好みではなく、個人でえっちらおっちら作っていくには、使えそうなものを模索するしかないです。

これから、前のWEB日誌に書いたぶんを、少しづつこちらに移植してゆく作業に移るわけですが、RSSやらプッシュ通知やらが使えるわけではないので、とりあえず分かりやすいように、中央にドーンと配置しております。
こうしておけば、少しはマメに更新するかな?(笑)
Date: 2025/06/15
【新着とお知らせ】


抜歯がえらい難行苦行だった。
タイトルの通りだが、私はもともと、眼と歯はかなり優秀なほうである。
眼の話はおいといて、子供の頃はしょっちゅう歯のコンクールに出ろ、と言われていたぐらいだし、大人になってからも、どこの歯医者でも、「この歯はとても良い歯だから一生もつよ、大事にしてね」と言われるのが常だった。
もともと歯の質が良いと、歯医者さんのほうでもやる気になるのか、採算度外視でとても丁寧にメンテナンスしてくれるので、その辺りはかなり、得をしている。


ところが、二十歳の時に、出産のせいか、奥歯が一本、虫歯になってしまった。
この治療の時に、勢いで歯の神経まで取ってしまった。


これが災いして、この一本だけ調子が悪いので、注意してはいたのだが、近年に至って高齢者の仲間入りをすると同時に、この歯が内部で割れてきた。こうなってしまったら、後は抜くしか無い。


最近、体調がどうも優れないのも手伝ってか、食欲が落ち、ダイエットでは済まないぐらいに体重が落ちてきているので、早く対処したほうが良いような気がしてきた。
いや、この歯のせいで、体調不良が加速しているような気もする。
食事をすると、妙な金属的な味がしたり、苦味を感じたりもするので、これを先延ばしにするのは、良くないような気がして仕方がない。


行きつけの歯医者さんにそう話をすると、「じゃあ、抜きましょう」というので、予定を決めて、いよいよ抜歯とあいなった。


抜歯はもちろん、永久歯になってからは初めてである。
鉗子で挟んで、強く引っ張れば抜けるよね。
痛まないように、麻酔もするよね、ダイジョブ、ダイジョブ。


ということで、笑気ガスを吸い、部分麻酔もしてから、先生が鉗子で歯を挟んで、左右に少し揺らす。
揺らして歯が根っこから緩んできたら、そのままエイヤッ!と引っこ抜けば抜ける、ってわけだよね。


左右に、少しゆらゆらと揺らします。…全然、びくともしない。
もともと、傷んで抜けそうになってる歯ではないので、なかなか動かない、緩まないのはしょうがないか。


何度、揺らしても、全然動かないので、今度は強く挟んで、そのまま引っこ抜こうとします。
…まるっきり、ビクともしない。


その後、三回ぐらい、揺らすのと引っこ抜くのを試したけど、ほんとにまるっきりビクともしません。
「こりゃあ、歯と骨がくっついてるね。歯茎を切開してから、歯と骨を切り離さないと駄目だ」


えええっ!…まあ、しっかり麻酔が利いてるので、痛くはないんだけど、何をされてるのかは分かるし、なんか大変なことになってるみたいだ。


それから、歯医者さんも私も、悪戦苦闘になった。
歯の被せ物を、何かで挟んでバキッと割る。
口じゅうに、被せ物の破片が飛び散る。
「飲み込まないでね。痛かったら、手を挙げて合図して」


何度か、このバキッ、バキッをやったあと、ウイーン…で削ったりもしつつ、歯茎を切開して、根っこの部分に何かを差し込んで、歯と骨を切り離しているようだ。


なかなか取れない…。
ここまでで、既に30分以上経過。私はストレスと疲れで、かなり参ってきた。
口を開けてるだけでも疲れるのに、慣れないことをされるし、不安でもあるので、ストレスMAX。足の指をギュッと丸めたり、体のあちこちが緊張してきた。肩をすくめてギュギュギュッと我慢してるのが、自分でも分かる。


「大丈夫?」とひっきりなしに声がかかる。
そのたびに、「アー」と、いちおう返事をするのだが、時間が経つにつれ、この状況を我慢するだけで精一杯になり、なかなか返事が出来なくなってきた。


「だ、大丈夫?!生きてる?!!!」


思わず笑ってしまって、変な声が出た。


それからも、根っ子部分の破片を取るのにずいぶん時間がかかり、かなり強くほじくられるので、けっこう痛くなってきた。


「アッ!」
と言って軽く手を挙げる。
「ここ、痛いか…」
とか、先生はいちおう言うが、途中でやめる訳にもいかないので、そのままほじくり続ける。
骨と癒着してるって、この部分なんだろうから、なかなか取れないのは当たり前だよね。


そうこうするうちに、やっと決着がついて、さしもの頑固な歯も、割られたり削られたりほじくられたりして、バキュームに吸い取られ、姿を消してしまったらしい。


歯茎を縫合して、目出度く終了。
「大変だったねー、疲れたでしょう」
「疲れましたあ…」


この歯医者さん、けっこうなお爺さんなんだけど、すごく豪快でパワフルな感じの先生なので、こういう力仕事でも、安心して任せられるのは心強い。
この先生のとこに通ってる人がけっこう多いらしく、ファンも多いらしい。あんまり商売っ気は感じないし、医院の設備も必要最低限という感じだが、余計なこと言わずに、しっかり対処してくれるのが有難い。


翌日に診察と消毒。
一週間後に、縫合した歯茎を抜糸した。プチン、プチン、と糸を切っていく時に数えたら、たぶん、7針だった。多いほうかなあ。


今は抜歯の3日前から抗生物質を服用し、抜歯後も一週間服用する。お蔭で、感染症や合併症の危険は少ないらしい。


この後は、一カ月ほど歯茎の状態が落ち着くのを待ち、それから入歯なりなんなりを作る、という順序になった。
入歯かブリッジのどちらか、ということだったが、ブリッジにすると両側の歯に手を加えるので、後から戻すことができない。


私は最初は入歯にして、どうしても使いにくいようだったら、ブリッジに変更する、という予定でお願いした。


私もついに、入歯の仲間入りをしてしまうのか。まあ、本命が七赤だから、「一欠け」はしょうが無いというか、一欠けで当たり前の状態か。


しかしまあ、予想外に大変な抜歯で、私も驚いてしまったし、歯医者さんのほうも、そんなに多いケースではないと思う。
検索したら、骨性癒着の発生頻度は、永久歯で0.3%程度とあったので、330人に一人ってことか。けっこうレアケースかも。


かなり大変な抜歯だったのは確かだが、その後、自分でも予期せぬ変化が起こった。
ほんとに翌日ぐらいから、味覚が変わったのか、食事が美味しくなったのだ。


抜歯前は、ご飯もパンも麺類も、固形物や主食類が不味くて、あまり喉を通らなかった。この原因は、他に服用している薬の影響もあるのだが、抜歯を境に、味覚不良がかなり改善された。


前はなんだか、悪いものを口の中に抱え込んでいる感じがあったのだが、それが無くなったのだ。
もちろん、奥歯が一本無いので、非常に食事がしづらいのは当然だ。
他の歯は健康なので、特に食べられない食品は無いのだが、やはり、奥歯が片方無いのは影響が大きい。それなのに、ここまで改善されるなんて、自分でも少々びっくりだ。


抜歯奮闘記でした。親切でパワフルな歯医者さんに感謝。
Date: 2024/10/28
【日々雑感】


美人の系譜
今日はたぶん、あまり他では聞いたことのない話かもしれません。
皆さん、本当に自分の目を疑うような美人って、お目にかかったことありますか?
おおかたの人は、「美人たって、人それぞれ好みとか見方が違うから、自分が美人と思えば美人じゃないの?」なんてとこで、済ましてしまう人が多いと思いますが、そういう話ではないのです。


もう誰がどこからどう見ても、正真正銘、言葉で表現するとしたら「絶世の美女」なんて、平凡すぎて恥ずかしい表現しか出てこないような美人が、世の中には存在するんです。
これ以上、何と言えばいいのか分かりませんが、とにかく、たぶん皆さんが想像するのとは、全くレベルの違う世界の話です。


「女優で言うと、例えば誰ぐらい?」
とか、そんな事を言ってはいけません。


はっきり言って、芸能界には大した美人は居ません。
どちらかと言うと、片親だとか、コンプレックスを抱えた人が多いですし、基本的に芸人は売り物です。別に、春を売るとかそんな話ではなくて、人目に晒され、顔と名前を売ってなんぼの商売です。
人間でも物でも、本当に価値のあるものって、売り物としてはなかなか出てきませんよね。


人相学的な見方としては、知性の高い人ほど、顔立ちが整っている、というのが一般的な話です。
ですから、「ブスだから勉強だけは頑張って頭が良い」というのは無いんです。
美人ぶりが表面に出ない人は居ますが、正真正銘のブスだけど頭だけ良い、というのは、セオリーから言って成り立ちません。


当サイトは90年代から運営していますが、初めてオフ会を催した時、一人の男性が、「会員さんに余りに美人が多くてびっくりした」と言っていました。
それは、当然、そうなります。


今でこそ、インターネットなんて、猫も杓子も接続してますが、90年代にPCを購入してインターネットに接続し、何か新しい世界を探して飛び込んでみよう、なんて人は、いろんな意味で、けっこうグレードの高い層でした。
皆さん、今はだいたい、社会的にもそれなりの立場になっておられます。


人相と知性の話はそんなところですが、今回私が言っているのは、それともまた違います。
羽衣伝説に出て来る、天女みたいな美人の話です。
まさにその人の周りだけオーラが違うというか、完全に別世界の住人です。
その人を見たら、芸能人なんて即座に、尻尾を撒いて退散することでしょう。


普通の生活をしていると、まずそんな人に出会う機会はありませんが、私が何故そんな人を知っているのかというと、占術の世界に入ってからのことです。
その辺の素人占い師ではなく、けっこうディープな占術の世界に縁が出来ると、自然と、神霊世界にも縁が出来ます。(心霊と神霊は別物です)


そういう人達が一堂に会し、研究や報告を行う為に、きちんとした団体があります。マスコミの喧騒とは別の世界ですので、もちろん、テレビや雑誌で報道されることもありません。


一番しっかりした霊能者団体は、大本教関係者が主宰していて、東京都の所管になっていますが、素人さんがドッと押し寄せたら困りますので、具体的なことは伏せておきます。


それらの、いわゆる霊能者と言われる人達の出入りする世界を覗いてみると、明らかに住人の層が違います。
本物の美女というのは、そんな中にさり気なく混じっていますが、今までに本当に絶世の美女だなあ、と思うのは、二人でした。


一人はさる政治団体主宰者の奥さん、もう一人は宗教系大学の学長の奥さんでした。
もう、お金にモノ言わせてずるーい、とか言うわけではなく、地位も名誉も知性も兼ね備えた人達なので、やっぱりねー、という感じです。


政治団体主宰者のほうが、道場関係者だったので、大きな演武会の時に、その奥さんも来られました。政治団体と言っても、その辺の与党とか野党とか泡沫政党ではなく、地元に根付いた由緒ある組織です。


私もちょうど受付に居たのですが、その時に受付した人、周りにいた人達がみんな、「え?今のは誰?え?え?誰なの???いったい何が起こったの?」と、目をパチクリしていました。


当人は、ごく普通の主婦の生活をなさっていますが、この奥さん達の姿を見ただけで、思うところがあります。付け焼刃の金や権力だけで、人間世界の頂点に登れるわけではないし、十界互具の思想では、神の世界が「天に住む人間」と定義づけされているように、神霊世界と人間世界は繋がっているのだと、如実に分かります。


この話は、どっちが美人だとか嫉妬するなんて、すごくレベルの低いドングリの背比べだなあ、という話であると同時に、世の中のディープな部分の根幹は、政治と宗教が握っているのだなあ、と言うお話でもあるのでした。
Date: 2024/06/19
【ディープな話】


現行ログ/ [1] [2]
キーワードスペースで区切って複数指定可能 OR  AND

**HOME**
[TOP]
shiromukuNEWS version 6.00